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2017.11.11

2nd day プラスワン~イ ボミ~

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

伊藤園レディスゴルフトーナメント グレートアイランド倶楽部(千葉県)2日目

 大会2日目は、1が並んだ、勝負の世界にはまことに縁起がいい吉日。奇遇だが、首位の福田真未が11アンダーとスコアを伸ばしていた。ちなみに、韓国では11月11日といえば、「ポッキーの日」だという。大好きな人へ感謝を表す目的で、お菓子をプレゼントする。世界中には、たくさんの記念日がある-とまたひとつ、学ぶことができた。さて、大会3連覇を狙う、イ ボミである。きょうは、予想外のインスタートに発奮。難しいコンディションだったにもかかわらず、5バーディー、1ボギーの68をマークした。この日のベストスコアで、63位タイから8位タイへ急浮上。

 「きのうがダメだったから、予選落ちの心配もした。昨晩はいったいどうしたら…。いろいろなことが頭に浮かんでは消えて、ぐちゃぐちゃの状態でした。でも、きょう、改めて感じたのは、調子が悪いプロゴルファーの特効薬は、いいスコア。あしたも頑張ろうと力がわいてきた」と言葉を弾ませた。

 常に期待を一身に背負うことは、プロフェッショナルとしてやりがいもある。が、一般人には想像できない悩みもつきまとうのだ。この日は、同じ1988年生まれで仲が良い、キムハヌルの写真集の発売日。2年前、イの写真集も出版された。いったい、どんな気分だったかといえば、「私は、芸能人じゃない。なぜ-という感じでした。でも、お引き受けしたのは、ゴルフウエアではない私も見てほしい。女性っぽいところを見てほしい。そう思ったからです」と話した。その直後、こんな言葉を。「皆さんに喜んでほしいから。それがうれしい」とも付け加えている。

 一方、プライベートでは、「コースにいれば選手だけど、それ以外はいつも普通の人。私はそういう主義です。もっと、もっと、日本の文化を勉強して吸収する。ありとあらゆることを経験したい」。まさかとは思ったが、駅構内か駅近くの立ち食いソバは-どう感じたか。

 「興味があります。都会でチャレンジは難しいかもしれない。だけど、ちょっと田舎へ行けば、オッケーですね。ぜひ、食べてみたい」と、大まじめに答えていた。初体験といえば、今大会、センターシャフトのパターを使用。感触も上々の様子だ。成績の良し悪しにかかわらず、見事な神対応。感謝を表すために《2018年11月11日には必ず、お菓子を用意》と、ひと足早く購入したばかりの手帳へ、書き込んだ。

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