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2017.11.17

口八丁手八丁に大変身 岡山絵里が来た

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

大王製紙エリエールレディスオープン エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)2日目

 何が違うのか。その問いに、岡山絵里は、「人見知りの私は最近、取材を受けることに慣れてきた。最初は、上がってばかり。だから思っていることや感じていることを表現できない。だけど、今は記者の皆さんに囲まれても、何でも聞いてください。そう、思えるようになった」。日本人選手最上位の3位タイで予選ラウンドを終えている。「あと、2日間、残っていますから」といいながらも、少しだけ余裕がありそう。4日間大会を得意としているからだろう。

 「少し前までは、優勝したい。そればかり。確かに、プロは勝つことで認められる。だけど、安定感を売り物にして、常に上位でフィニッシュするスタイルもいい。ジェットコースターのように、上がったり下がったりの成績よりも、少しずつ成長することが私に合っている」と新たな誓いを立てた。この日は、1Wこそ「良くない」と話したが、「クラブを思い切り振らずに、フェアウェイキープを最優先。ここ何戦か、ナイスショットは1ラウンドで1度ぐらいです。確かに、気持ちがスカッとするわけではない。むしろ、気持ち悪いと思うけど、スコアがまとまる。このコースは正直、得意とはいえない。にもかかわらず、2日間連続の60台が出ました」と、じょう舌である。

 もっか、賞金ランキングは29位。次週のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの出場権を獲得するには今大会、最低でも単独6位以上の成績が必要だ。「もっと早く決めろ-って、感じですね。今、あがいても仕方がありません。私にとって今シーズン、最後の試合になるかもしれない。精一杯のプレーを心掛ける。テーマは、何度かお話しているように、最終日にスコアを伸ばすこと」。成長を印象付けたインタビューだった。

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