ライフカードレディスゴルフトーナメント第2日目

　LPGAツアー第4戦『ライフカードレディス』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の2日目が熊本県菊池郡の熊本空港カントリークラブ（6,423Yards Par72）で開催された。朝から穏やかな気候に恵まれ、今日も多くのギャラリーがコースに訪れた。昨日吹いた風は止んだものの、難コースの戦略に各選手が苦心し、なかなかスコアが伸ばせない。その中で昨日首位の上田桃子がトータル3アンダーで単独首位をキープ。2位にはトータル１アンダーの辛炫周（シンヒョンジュ・韓国）、3位にはトータルイーブンパーの原 江里菜が続いている。

　トップでスタートした上田は、4バーディー3ボギーの71、トータル3アンダーと1つスコアを伸ばした。昨年度の本大会では2日目に82と大たたきをしているだけに、緊張のラウンドだったがスコアを伸ばし、成長した姿を見せつけた。「昨日も今日もパットに助けられました。距離は長くても入る自信がありました。タッチも読みも合ってくれました。明日もアンダーでまわりたいですね。2日目で単独首位は今季初めてなので勝ちにこだわりながらまわりたいです。特にサンデーバックナインは頑張りたいですね。（地元の応援は）まわりがとても応援してくれて。まるで自分のことのように。普段よりもプレッシャーはありますが、ギャラリーの声援がもらえるので頑張ります」と悲願の地元初優勝へ向け意気込んだ。

2位　辛炫周（3バーディー1ボギートータル1アンダー）
「昨日はグリーンが止まらなくて大変だったけど、パターは頑張りました。ＯＵＴは思ったよりも悪かったので、ＩＮで最善を尽くしました。（このコースは？）まぁ好きですね。難しいけど距離はそれほど長くないので。（明日は？）みんな桃子ちゃんでしょ。熊本出身だからみんな応援すると思います。私はいつも通りのプレーをするだけ。目標スコアは60台。ボギーのないようにプレーしたいです」。

3位　原 江里菜（3バーディー1ボギートータルイーブン）
「毎日パープレーの目標が今日も達成できてよかった。前半パープレーでいいと思ってピンを狙わずセンターでいいという気持ちで打っていたら9番でバーディーが来ました。（一気に優勝争い？）まったく実感がなくてひたすらボギー打たないようにと思ってプレーしていたら結果こういう風になりました。明日は優勝争いできるのはいい経験になると思います。私は緊張はしないタイプなので明日もイーブンを目標にやっていきたい」。

なお、和田委世子が8番173ヤードのパー3でホールインワン達成。藤井かすみが腰痛のため途中棄権した。

明日のスタート時間は8時00分の予定。