2007.4.15
ライフカードレディスゴルフトーナメント最終日
LPGAツアー第4戦『ライフカードレディス』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終ラウンドが熊本県菊池郡の熊本空港カントリークラブ(6,423Yards Par72)で開催された。
雲が多いながらも穏やかな気候に恵まれ、今日も1万人近くのギャラリーがコースに訪れた。たくさんのギャラリーからの声援を背に、上田桃子がトータル5アンダーで2位に6打差をつけ、地元熊本で念願の初優勝を果たした。2位にはトータル1オーバーで原 江里菜、3位にはトータル2オーバーで辛炫周(シンヒョンジュ・韓国)が入った。
念願の初優勝を決めた上田。最後まで首位を守った。最終日も最終組というプレッシャーをはねのけ、4バーディー2ボギーの70でまわった。3日間通してすべてアンダーパーだったのは上田だけ。ボギーを出すがそれ以上にバーディーを奪った。終始攻めることを忘れず、18番もバーディーとし応援している地元のファンへ素晴らしいプレーを見せた。「今日はたくさんのギャラリーに後押ししてもらいました。初優勝を地元で出来たのは最高だし、この大会で勝っているさくらちゃんや不動さんは活躍している。1勝できて気持ちも楽になりました。プレッシャーは無かったと言えばウソですが、今までこういう経験をいっぱいしてきました。優勝出来た上に成長出来たなと思います。1打1打に集中できるようになったし、ミスしても上手く忘れられるようになった。(コーチには)「よくやったね、おめでとう。でもまだ課題もあるね」と言われました。自分でも課題はわかっています。もっともっと練習しないと2勝3勝できないと思います。(全英への切符は)気を抜かなければいけるんじゃないかな。行けたらもちろん優勝争いしたいです」と自身初優勝に喜びながらも目標をしっかりと語った。
2位 原 江里菜
「優勝は意識しないでやったけど、上田さんの優勝を見て私も早くあの場に立ちたいと思えて良かった。緊張してたのかいつものプレーができなかった。優勝には届かなかったけど、最終組でまわれたことはいい経験になりました。シード入りが目標なので2位という成績でいい出だしを切れたと思います」。
3位 辛炫周
「くやしいです。でも上田選手のプレーはアプローチもよかったし、素晴らしかった。また来週からがんばります」。
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