サロンパスワールドレディス　　ゴルフトーナメント　第3日目

LPGAツアー第７戦『サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント』（賞金総額10,000万円、優勝賞金1,800万円）3日目が東京都稲城市の東京よみうりカントリークラブ（6,523Yards,Par72）で開催された。 　昨日に続き本日も好天候に恵まれた。気温は26℃を超え、5月とは思えない汗ばむ陽気の中、9,000人を超える大ギャラリーでコースが埋め尽くされた。この日トップにたったのは、トータル5アンダーのカリー・ウェブ（豪）と先週『屋島クイーンズゴルフトーナメント』でツアー通算4勝目を飾った全美貞（ジョンミジョン：韓国）の2人。3位には トップと2打差の3アンダーで上田桃子がつけている。

6位タイからスタートした全美貞はこの日3バーディーノーボギー69で回りトータル5アンダートップに立った。「前半ショットが良くて易しいバーディーパットが入って気持ちよくプレー出来ました」と今日の安定したプレーを振り返った。先週、今季初優勝を挙げ、精神的にも楽になり集中してプレーが出来たという。明日同組で回るウェブについては「世界で１番上手い選手だと思っています。ショットとか具体的に見て、研究します。私もプロとして良いラウンドをしたいです」と2週連続優勝に向け気を引き締めた。

前日からの首位の座を守りこの日、5バーディー3ボギーの70でラウンドしたカリー・ウェブは「今日は風が吹いてグリーンが硬くなりボールが止めにくかったです。その中でのアンダーは良いラウンドだったと思います」と満足した表情で語った。世界ランクについては「自分がNo.１になる実力はあると思っています。自分のプレーをすることを念頭に置いてやっています」と自信に満ちた様子。3度目の優勝がかかる今大会。「ここに来るといつも同じ食事をしています。縁起かつぎではなく、好きだから。昨日はしゃぶしゃぶ、今日は鉄板焼を食べます」。

3位　上田桃子（3バーディー3ボギー）
「ショット、パットの修正は自分でも対応出来るようになりました。明日はどうしても最終組で回りたかったので、18番は気持ちを切り替え開き直ってやりました。（明日同組でまわるウェブは）圧倒的に強いので少しでも追いかけられたらと思ってやります。『こいつ変わったな』と思われるようにしたいです。コースはすごくいいし、4日間で差もでる。賞金も高いし、全英にも行きたい。いろいろな意味で勝ちたいです」。