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2018.3.24

人生初、桃香のガッツポーズ3連発

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額・8,000万円/優勝賞金・1,440万円)大会2日目が24日、宮崎県宮崎市・UMKカントリークラブ(6,505ヤード・パー72)で行われた。地元、宮崎出身の三浦桃香が通算10アンダーにスコアを伸ばし、単独首位。1打差の通算9アンダー、2位にペヒギョンがつけ、通算8アンダーの3位タイで森田遥、比嘉真美子、葭葉ルミが逆転を狙う。(天候:晴れ 気温:17.6℃ 風速:3.3m/s)

 故郷に錦。それとも凱旋V。今大会、宮崎が一大フィーバーである。たくさんのギャラリーを沸かしているのは、ご当地出身、三浦。桜の季節といえども、コースは桃香一色だった。大声援に後押しされ、10番でスーパープレーがさく裂。246ヤードの第2打を4メートルにつけ、イーグルを奪う。ガッツポーズが、またお見事だ。

 「きょう一番うれしかったのは、8番のバーディーでした。実は、あのホールで生まれて初めて、ガッツポーズ。自然に出ました。朝から、花粉症の影響かもしれないけど、ボーッとしていた感じで、入らない、入らない…。そればかりでした。でも、右手前から5メートルが決まって、知らないうちにガッツポーズをつくったらしい」と心境を説明した。

 さらに、続ける。「ガッツポーズって、どうやってするのかわからない。そういう意味では、これまでうれしいことが、なかったのかもしれない。だけど、きょうは、おそらく3回はしたと思う。ギャラリーの皆さんが、パッティングでラインに乗ってボールがカップへ向かっていくと、入れ、入れと一緒に応援してくれるでしょう。とてもうれしい」。アマチュア時代、12試合の経験はあるものの、TP単年登録をして、これが4戦目だ。仮に、今大会で優勝を飾れば、宮里藍、佐伯三貴と並んで日本人選手最速に並ぶ。

 「普段、通っている練習場で、顔を合わせる小中学生が応援に来てくれた。小学2年から中学までです。だから、悪いショットを見せてはいけないと、しっかりと考えた。きょうは、その子どもたちが、『なんか、すごいね』と…」。これぞ、プロの姿を披露したのだ。さて、あすは2週連続の最終日、最終組でプレーだ。ちなみに、前週は77と崩れ、22位タイに終わっている。

 「優勝ですか? 意識しないというよりも、意識できません。私、優勝争いをしたことがありません。前週も、一緒にプレーしたお2人のご迷惑になったのではないでしょうか。まだ、プロになって4戦目だし、仮に緊張で手が震えたら、ちゃんと仕切り直しをしてから、その1打に臨みます。もしも、いい結果が出たら、その時は自分をほめたいと思う」と語った。
 もちろん、とっておきのガッツポーズも忘れずに-。

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