2018.3.30
北海道のさくら開花は、4月中旬か!?
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)第2日
軽風でも難しい。名門・葛城は今日も選手に強烈なプレッシャーをかけた。ベストスコアの69をマークした1人、小祝さくらがため息まじりに振り返る。「前半、3パットを2度してしまった。それだけに、後半は難しいラインが多かったこともあったけど、入れるよりも寄せることを意識したら結果が良かったのが不思議。昨日は風が強く、本当に難しかった。第1日に比べると、今日はプレーしやすかったかもしれない」。
小祝は目前の1打へ、より集中がテーマ。アマチュア時代のニッポンハムレディスクラシックで第1ラウンド首位に躍り出たが、今回も、「ラウンド中、スコアは計算していません」と明かした。
昨年、最終プロテストで合格。2年目のシーズンは、まだスタートしたばかり。「最初はプレーのすべてがかみ合わない。このままで、大丈夫か」と不安に駆られた。とはいうものの、「プレーの内容が悪いわけではない。いつかは、良いときが来る。それまでの辛抱と言い聞かせてきた」という。
この日の好スコアにも、浮かれた様子はなし。「今週から定規のような器具を使って、練習をしている」。その効果がいきなり出てしまったことには、やはり半信半疑ながら、「あれだけ入らなかったものが、前週より決まり出した」とも漏らしていた。パッティングの悩みが少なくなれば、さらなる向上心がわいてくる。「コースがとにかく、難しい。きょうは、アプローチをたくさん練習したい」と修正ポイントを掲げた。
4月15日、小祝は二十歳になる。「焦ってはいないけど、誕生日までには、良い成績を残したい」。ちなみに、良い成績とは、トップ10-と具体的な目標があった。
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