2007.9.9
日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終日
LPGAツアー公式戦『第40回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』の最終日が広島県安芸高田市のリージャスクレストゴルフクラブグランドコース(6,560yards, Par72)で行われた。
昨日同様、残暑が厳しい1日となったにも関わらず、国内最高峰のタイトル争いを一目見ようと会場を訪れたギャラリー数は、土曜の6,229人を大きく上回る8,197人。そのなか、単独首位でスタートした飯島茜が6バーディー2ボギーの68でラウンドし、トータル14アンダーで国内メジャー初制覇。先週のゴルフ5レディスに続き、2週連続優勝を飾った。4打差の2位には通算10アンダーの横峯さくら。3位にはこの日67でラウンドした辛炫周(シンヒョンジュ・韓国)が入った。
普段は冷静で感情を滅多に出さない飯島も「ほんとうに嬉しいです」とこの日ばかりは嬉しさを爆発させた。前半はスコアが伸び悩み、一時は2位の横峯が1打差まで詰め寄る場面もあったが、後半に入ると「目先の事を考えずにいいプレーが出来た」と言うように、4バーディーノーボギーの32で一気に2位の横峯を突き放した。最終ホールのグリーンでは「滅多にやらないから恥ずかしかった」というガッツポーズも見せ、詰めかけたギャラリーを沸かせた。試合後も「まず目標は3勝。3勝したらまた次は考えます」と、技術と自信を身につけた24歳はさらなる飛躍を誓った。
2週連続飯島に敗れた横峯は「悔しいですね。昨日まで2打差だったので、これだけ離されたのは練習不足かなと」と悔やんだが、飯島さんについて「すごい、強かったですね。パッティングもそうですけど、ショットもピン位置が難しい中、ピンにからんでたので」と勝者を称えた。
最終日67で単独3位の辛 炫周(シンヒョンジュ)
「今日は全体的にショットとパターが凄く良かったです。今までのメジャーの試合で一番良いスコアが出て嬉しいです。来週もこの調子で頑張ります」。
地元広島県出身、4位タイ佐伯 三貴
「いつもよりグリーンは強気でいけたのですが・・・。うーん。でも最終日伸ばせなかったのが今後の課題です」。
関連ニュース & トピックス
- 2025.10.27
- 小野祐夢、山路晶がトップ通過―樋口久子 三菱電機レディス主催者推薦選考会
- 2025.10.14
- 13人が本戦出場権を獲得-富士通レディース 2025 主催者推薦選考会
- 2025.10.2
- 金澤志奈選手「ソニー 日本女子プロ選手権」2025優勝記念タオル発売決定!
- 2025.9.19
- 間もなく販売終了「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会 選手メッセージタオル」
- 2025.9.14
- 金澤志奈 念願のツアー初Vを公式競技で飾る
