2018.4.13
永峰咲希に『愛のスコール』を
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
KKT杯バンテリンレディスオープン 熊本空港カントリークラブ(熊本県)第1日
開幕戦から、いまひとつ調子が上がらない。しかし、この日のプレーは、これまでと別人のようだ。出場選手の多くが「グリーンが硬い」と苦しんだが、「ショットはずっと悪くなくて、ただパッティングさえ入ればという試合が続いていました。でも、きょうは良かった。パー5でも、しっかりチャンスにつけて、バーディーが取れた」との言葉通り、第1ラウンドのパット数は、27。出場選手中最少で、4ホールのパー5の内、3ホールでバーディーを決めている。
「きょう、良いゴルフができて、あすへつながる18番ホールのバーディーもあった」と喜んだ。上々のスタート。ようやく、春が来た-という印象だ。満を持して臨んだ地元・宮崎のアクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKIは2打足らず予選落ち。ホールアウト後、悔しさで涙がこみ上げた。
そんな永峰のハットクリップには、宮崎のご当地飲料『愛のスコール』のロゴが輝く。スコールは、デンマーク語で『乾杯』の意味を表す。また、熱帯地方では『干天の慈雨』という意味もある。
第2日、熊本地方の天気予報は、雨だ。雨が永峰にとって恵みとなり、優勝を飾れば、まさに『愛のスコール』だが、さて-。
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