堀琴音、大好きな川奈で回復急

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　LPGAツアー第8戦『フジサンケイレディスクラシック』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）は20日、静岡県伊東市・川奈ホテルゴルフコース 富士コース（6,376ヤード・パー71）で開幕する。この日は、プロアマトーナメントが開催された。

　きっかけをつかむ。川奈の風が、堀琴音が心地よさそうだ。今シーズン、前週までの出場5試合は、予選通過がスタジオアリス女子オープンの1度だけ。不調の原因は、「ドライバーですね」と分析した。その上で、「スイングが、どうなっているから、こういう球が出る。不調の原因が自分でわかった。おかげで、1Wが振り抜ける。もう、不安はありません。ひとことで、簡単に説明すると、スイングで振り遅れのような状況になっていた。そこを修正したら、良くなった」と復調宣言。

　さらに、「前週は練習から、プロアマ。試合まで全部ダメでした。でも、今回は練習ラウンドから内容がいい。特に、きょうのプロアマトーナメントは終盤、ショットがイメージ通りでした。手応えがあります」と自信あり、だ。昨年の今大会、第1日はスタートから5連続バーディー。ハーフ29をマークした。65で単独首位発進を。「今週、プレーしたら、去年のことを思い出した。もともと、大好きなコース。高麗グリーンだから、パッティングさえしっかりストロークできれば、イケると思えるぐらいのイメージがある」と自分に言い聞かせ、3日間を戦うという。

　一方で、「パー5から、パー4になった5番が、前半のポイントです。条件は皆、同じですから、ここでバーディーをとれたら乗っていけると思う」。さわやかな笑みを浮かべた。