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2007.11.23

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 第2日目

不動裕理が6打差をつけ独走!

 2日目を迎えた2007年LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』。好天に恵まれた宮崎カントリークラブ(6,455Yards,Par72)には、連休初日とあってか、多くのギャラリーで終日賑わった。  戦略性に富むコースに加え、微妙なタッチが要求される難しい高麗グリーン、更に時折吹く風に各選手が悩まされ、1年間戦い抜いた賞金ランキング上位選手であっても、各選手ともなかなか思うようにスコアが伸ばせない。

 そんな苦心をモノともせずに、3バーディー、ノーボギーの69でホールアウトした不動裕理が通算10アンダーで、2位と6打差をつけての独走態勢に入った。史上最年少賞金女王を決めた上田桃子は、この日69をマーク。トータル4アンダーとし単独2位に浮上。4位タイは通算2アンダーの佐伯三貴と古閑美保が続いている。

 「まだ運があると思いました。」という不動は、出だし1番で残り3mのパーパットを残すも、これを不安なく沈める。また8番ではバンカーショットがグリーンエッジに止まるも、そこからチップインパーとするなど、幾度かピンチをむかえるも結果的にはノーボギーで貫禄のゴルフを見せた。

 一方2位に浮上した上田は「耐えるところは耐えたし、惜しいパットもあったけど、思ったところに打ててたので、今日は集中できた」。9番で2ndの残り208Yを9Wで5mにつけ、そこから見事イーグルを奪った。
 明日3日目は今年の賞金女王を決めている上田が、一昨年まで6年連続賞金女王だった先輩女王不動の胸をかりる。「本当に強い人だと思うし、今の私には無いものが不動さんにはあると思うし、尊敬できる人だし…(私も)まだまだ勉強させてもらいます」と明日のラウンドを期待する。「今年一番調子良かった人と最終戦で回れるのは私も良いゴルフしてる証拠だし、最後ぐらいは接戦になれるように頑張りたい」と控えめなコメントの不動。世代を越えた女王が、歴史に残る名勝負を展開してくれそうだ。

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