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2018.5.18

小祝さくら、プロベスト65で首位スタート

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 LPGAツアー第12戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』が5月18日、愛知県豊田市・中京ゴルフ倶楽部石野コース(6,441ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日は、好天に恵まれ好スコアが続出。プロ2年目の小祝さくらが7アンダーで首位に立った。1打差の6アンダー、2位は笠りつ子。5アンダー、3位タイにささきしょうこ、テレサ・ルーが続く(天候:曇り 気温:29.0℃ 風速:1.8m/s)

 プロ入り後のベストスコアを更新。小祝さくらが圧巻のプレーを披露した。「ピンチがなかった。それから、いつもは入らない4-5メートルのパッティングが、きょうは狙い通りに打ち出すことができました。練習の成果が出て、とてもうれしい」という。確かにそうだ。2番の左5メートル、5番の10メートルなど、7つのバーディーで6つが、4メートル以上のパッティングだった。

 65をマークしたのは、アマチュアで出場した16年のニッポンハムレディスクラシック以来。「あの時のスコアは、まぐれのようなものでした。ロングパットでも、打ったら入る。そんな感じでした。たまたまです。きょうは、ショットを良いところにつけ、バーディーが決まった。内容が違う」と力説する。

 プロの世界はとにかく厳しい。「いろいろと想像しながら、今年の開幕戦を迎えた。痛感したのは、やはりレベルの高さです。コースセッティングも難しい。第1戦、第2戦が連続して予選落ち。がっかりするよりも、よほど、練習を頑張らないといけない。改めて、肝に銘じた」。黄金世代の1人である。勝みなみや、新垣比菜は小学生時代から、試合でたびたび顔を合わせていた。

 「2人は、とてもゴルフが上手。ただ、とても気さくで私に声をかけてくれ、すごくやさしかった。本当にいい人です。そんな仲間がプロ同期。今年は、何度も一緒に食事へ行っています」と話す。さらに、「ゴルフの話もたくさんする。(勝)みなみちゃんは、アマチュアからプロの試合へたくさん出場。コースを熟知しているから、攻略法などを話してくれます。(新垣)比菜ちゃんの初優勝も本当にすごいと感じた。でも、私もついていかなくてはならない。気が引き締まった」と明かした。

 一方で、実力者から見て学ぶことも多い。「前週、アンソンジュさんと、同組でプレーすることができました。すべて、勉強になった。本当はいくつも質問をしたかったけど、私には、そんな勇気がない。同じプロだし、聞いても教えてくれないのでは…。だから、しっかり見て、目に焼き付け、たくさん練習をした」。日々学習の姿勢は、とてもフレッシュだ。当然のように、浮ついたところはなし。「第1日にいいスコアでプレーしても、最終日にいい順位で終わったことが少ない。スコアを気にせず、0からのスタートの気持ちで行きます」と、自戒の心を込めた。

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