2008.5.31
廣済堂レディスゴルフカップ 第2日目
2008年度LPGAツアー第12戦『廣済堂レディスゴルフカップ』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の第2日が千葉県市原市の千葉廣済堂カントリー倶楽部(6,337Yards,Par72)で開催された。
天候:雨、気温:15度と一日中降り続いた雨で気温以上に寒く感じた中行われた第2ラウンド、昨日18H最少ストロークと18H最少パット数のLPGAツアータイ記録をマークした飯島茜が1つスコアを落としながら通算9アンダーで首位の座を守った。2位には2打差の7アンダーで中島真弓が続く。現在賞金ランキングトップの福嶋晃子とディフェンディングチャンピオンの不動裕理はともに通算3オーバー28位タイとなった。
昨日はLPGAツアータイ記録となる10アンダー62と大爆発した飯島だが、2日目は降りしきる雨と寒さで中々スコアを伸ばせない。「雨がすごくてちょっとでも体が起きると球がフケてしまって・・・・」と前半はチャンスにつくことが出来ずに苦しむ。それでも「中島さんが良いプレーしていたので、私も一緒に集中してプレー出来たと思います」と同組の中島のプレーに刺激をうけ、我慢のゴルフを見せる。折り返しの10番では今大会初となるボギーを打つが、12番ですぐさまバーディーを奪うなど集中力を切らさずプレー。その後は、16番でボギーとし結局スコアを1つ落とすも通算9アンダーで単独首位の座を守った。「今日は凌ぐゴルフが出来たと思います。昨日はビッグスコアだったけど優勝じゃないので、これを無駄にしないようにと思っていました。今日は耐えられたと思います」と語った。
中島の追撃もあり、2位との差は2打に縮まってしまったが「私も精一杯やったし、中島さんは私以上に良いゴルフをしていたので、明日また頑張りたいと思います。優勝するにはアンダー出ないと勝てないと思うので、逃げるゴルフはしたくないです。明日は4アンダーはいきたいですね。ロングでバーディー獲れたら良いなと思います」と昨年の公式戦・日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯以来となる勝利を目指す。 今回、飯島も中島もキャディーは妹が務め、姉妹タッグ対決となった今大会、勝利の女神はどちらのペアに微笑むのか。明日の最終日注目が集まる。
2位 中島真弓(4バーディー2ボギー 通算7アンダー)
「今週の課題はフェアウェイキープだと思っていました。それが出来ればパープレーは出来ると思って今日もプレーしました。今週のキャディーは妹に担いでもらっています。今回で2試合目です。前回はついてくるのがやっとでしたが、今回はちゃんとついてきてくれています。妹は『今日は(飯島)茜ちゃんの妹さん(キャディー)に負けないようについて行く』といっていました。私も、茜ちゃんのように若い選手と回ると、こんな状況の中でも疲れていないんだろうなあっと、思ってしまうのですが、私は集中力で勝負ですね。明日は、精一杯やって勝ちたいですが、レギュラーツアーの優勝は想像もつかないです」。
なお、服部道子、芳賀ゆきよ、曽秀鳳、具倫希の4人が途中棄権した。
明日の最終ラウンドには、44位タイ149ストローク5オーバーまでの52人が進出。
7:30スタート予定。
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