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2008.6.13

We Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメント2日目

 2008LPGAツアー第14戦『We Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメント2008』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が兵庫県神戸市の「六甲国際ゴルフ倶楽部」(6,457Yards/Par72)で行われた。

 朝から快晴となり、平日にも関わらず5,540人ものギャラリーが訪れた2日目。初日トップの横峯がスコアを伸ばせず、上位陣が混戦となるなかトップに立ったのは大山志保。5バーディー2ボギーの69のラウンドで通算6アンダーとし、今季初優勝へ向けて好位置につけた。トップから1打差の2位タイには横峯さくら、上田桃子、黄アルム(ファン アルム・韓国)の3人。さらに1打差の5位タイには、この日65をマークした中田美枝ら6人が続いている。

 昨年7月の明治チョコレートカップ以来の単独首位となった大山は「予定通りで良かったです」と開口一番。1日3アンダーを目指していた大山にとって、2日続けての69はまさに「予定通り」。それでも予定通りのスコアとは裏腹にゴルフの内容は「強気のパットが多いので危ないですよね。打った瞬間、止まれ、という感じです」と本人も言うとおり、1パット目がオーバーし、3パットになりそうな場面がいくつもあった。それでも「返しのパットはショートしないように」と強気に打つスタイルを変えることなく、きわどい距離を次々と決めた。明日以降は「獲るところは攻めて、守るところはしっかり2パットで行けるよう、調整したいと思います」と意気込みを語った。大山の今季初優勝は強気のパットが鍵を握る。

2位タイ 横峯さくら(3バーディー 4ボギー)
「疲れましたね。今日はショット自体、悪いとは思わないんですけど、風に悩まされた1日になりました。昨日は6アンダーが出たんですけど、それはラッキーもあったし、このコースで1~2アンダーは凄くいいスコアだと思います。今日はガマンの日でした」。

2位タイ 上田桃子(3バーディー ノーボギー)
「昨日よりバーディーが少ないのに、いいスコアでラウンドできて、ノーボギーというのがいかに大切かと思いました。こういうゴルフは疲れないですし、アメリカツアーでも続けていかなければいけないなぁと思いながらラウンドしていました。毎日4アンダーが目標なので、まだ3打足りませんし、それは残り2日間で絶対取り戻したいと思っています」。

2位タイ 黄アルム(6バーディー 2ボギー)
「生まれて3回目のレギュラーツアーで緊張しました。今日はパターが良くて、自分としてはナイスプレーだと思います。日本に来てプロになって、昨年も1試合しか出てないですし、ステップ・アップ・ツアーで優勝して今回出場出来たので、明日、明後日もこんなプレーが出来たら一番嬉しいと思います」。


148ストローク(+4)55位タイまでの64名(プロ59名、アマ5名)が決勝ラウンドに進出。

明日の3rdラウンドは8時10分スタート予定。(1WAY)

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