2025.11.20
今季初Vに王手 黄アルムが首位浮上
黄アルム<Photo:JLPGA>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2025シーズン最終戦『京都レディースオープン』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が11月20日、京都府城陽市・城陽カントリー倶楽部(6,422ヤード/パー72)で行われた。JLPGAツアー5勝、ステップ3勝を誇る黄アルムが通算6アンダーで首位に浮上。今季初Vに王手をかけた。1打差の通算5アンダー、2位タイに奥山純菜、藤井美羽。現在、明治安田ステップ・ランキング1位の大久保柚季は通算1アンダー、13位タイにつけている。
黄 アルム(1位:-6)
「今週はパッティングのイメージとタッチが合っている。ショットもまずまずだし、噛み合ってくれたのでスコアにつながりました。第1日は後半にスコアを落としたけど、きょうは後半で伸ばせたのでうれしい。このコースはラフが深いところもあるし、砲台グリーンですごく速いので難しい。1ホール、1ホール、目の前の1打に集中してやっていくだけです。あしたも無心でやっていきます」

奥山純菜<Photo:JLPGA>
奥山 純菜(2位タイ:-5)
「今季ここまでは良いところがひとつもなく、気持ちも落ちてズルズルきてしまった。特にパッティングがひどくて、そこから崩れていた。この試合が始まる前、気分転換で新しいパターを買いに行ったらよくなって、結果につながりました。スイングも、1か月前から新しいコーチに教わって、気持ちよく振れるようになった。あしたは優勝しか目指していないです。失うものはないので、悔いの残らない一日にしたい。最後のラストチャンス頑張ります」

藤井美羽<Photo:JLPGA>
藤井 美羽(2位タイ:-5)
「ドライバーも、ピンを狙うショットもよくて、チャンスのパットも決められた。今シーズン、調子自体はわるくないけど、なかなか成績が出ない期間が長かった。最終戦の第2日にいいプレーができてすごくうれしいです。優勝したい気持ちはもちろんあるけど、コースが難しいので、まずは耐えながら、チャンスでとっていけるようにしたい。最終日最終組は初めてなので絶対緊張すると思う。でも、その緊張を楽しめたらいいな。精一杯自分のゴルフをして優勝目指して頑張ります」

矢口愛理<Photo:JLPGA>
矢口 愛理(5位タイ:-3)
「きょうはミスショットしたところでも、アプローチとパッティングでしのいでこれた。普段は六甲国際GCで土日祝にレッスンをしています。そのあと練習して、自分の競技とレッスンの両立をしていきたいと思っています。7月に行われたティーチングプロ競技会はうまくいかなかったけど、今回も試合に出させてもらって、またここに戻ってきたいと思いました。来年のティーチング競技会は絶対に通ってQTを受けたいです。最終日も平常心でいつも通りのプレーをしていきたい」
関連ニュース & トピックス
- 2025.12.4
- 奥山純菜が首位に浮上―QTファイナルステージ第3日
- 2025.12.3
- 高橋しずくが首位をキープ―QTファイナルステージ第2日
- 2025.12.2
- QTファイナルステージ開幕 高橋しずくが首位発進
- 2025.12.1
- QTファイナルステージ、2日開幕
