1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ヨネックスレディスゴルフトーナメント 第1日目

2008.8.29

ヨネックスレディスゴルフトーナメント 第1日目

 2008年LPGAツアー第24戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の第1日目が、新潟県長岡市の「ヨネックスカントリークラブ」(6,371yard,par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:29.6℃、風速:2m。ここ最近の悪天候とは打って変わって、強い日差しが照りつけた初日。4アンダーでトップに立ったのは、プロ16年目のベテラン、高又順(コウ ウスン・韓国)と先週の「CAT Ladies」で4位タイに入った佐藤靖子の2人。1打差の3位タイには藤田幸希とイムウナ(韓国)が続いている。またディフェンディングチャンピオンの不動裕理は横峯さくら、北田瑠衣らとともに2アンダー5位タイの好位置につけた。

 2004年のNEC軽井沢72以来の首位発進となった高。「ヘルニアになってあちこち痛みが出てきたり、40代なんでなかなか治らなくて、昨年は辛い1年でした」と言うとおり、昨年は28試合に出場しながらも、予選通過は1回も無かった。

 公式戦2勝で得た複数シードも昨年で終わり、2008年のツアー出場権を賭けてQTに出場。そこで見事、今年のツアー出場権を得た。それでも「QTのような難しい所にはもう行きたくない。あんなプレッシャーのあるところに戻るくらいなら、頑張ってシードを獲った方が良い」と決意した今年。トレーニングも精力的にこなし、「今は2002年に公式戦を2勝した時より、アイアンの調子がいいです」といえる状態まで回復。長いスランプを脱出した実力者が、復活の狼煙をあげる。

 一方、先週の好調を維持しトップに立った佐藤。「得意の100ヤード位を残したりして、先週からアイアンの距離感が合ってきたのが良かったと思います」と嬉しそうに語った。今年は好調で、すでに昨年の賞金を上回る勢い。2月には結婚もし、公私ともに順調の様子。「今までは自分で気持ちをセーブしちゃうところがあって、良い位置に居るのに落ちてしまったりで、その点夫はポジティブなので、助けてもらっています」と息もピッタリ。未だツアー未勝利の佐藤だが、「18番グリーンで最終日抱き合えたらいいですね」と照れくさそうに話す口調に、今の充実ぶりがうかがえた。

尚、飯島茜、東妻茜は途中棄権した。


3アンダー 3位タイ 藤田幸希(5バーディー 2ボギー)
「朝は、80ヤードからボギーを打っちゃって、あまりの暑さに朦朧としてました。3番もボギーで2オーバーになったスコアを見て、1オーバーを許せるけど2オーバーは許せないと思って、先週みたいにこのままズルズルは駄目だなと、自分に鞭を打って立て直せました。そろそろ勝ちたいですね。毎年勝ち続けたいという気持ちがあるので、ぜひ自分に勝てるように流れが来たときに勝っていければ」。

3アンダー 3位タイ イムウナ(4バーディー 1ボギー)
「前半はショットがいい感じで、5ヤード以内に全部つきました。でもパットは2回カップにけられましたね。後半はフェアウェイが狭かったのでプレッシャーがかかりましたが、18番はいい感じでフィニッシュできました。あと2日あるので、緊張すると思いますけどがんばります」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索