ゴルフ５レディスプロゴルフトーナメント　第2日目

2008年LPGAツアー第25戦『ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の2日目が、岐阜県のみずなみカントリー倶楽部（6,537yard,par72）で行われた。

天候：晴れ、気温：30.0℃、風速：2ｍ。この日も絶好のコンディションに恵まれた、みずなみカントリー倶楽部。ハイレベルな戦いを一目見ようと、2日目としては今季最高となる10,075人の大ギャラリーが会場に詰めかけた。そんな大ギャラリーが見つめる中、この日スコアを伸ばしたのは、今年の海外公式戦『全英リコー女子オープン』を制した韓国の申ジエ。この日1イーグル6バーディーの64、コースレコードタイの猛チャージで単独トップに立った。1打差の2位には同じく64をマークしたイムウナ（韓国）。さらに1打差の3位タイには、藤田幸希と原江里菜が続いている。

今年のメジャーチャンピオンがいよいよエンジン全開だ。「昨日からショットの調子がいいです」と言うように、2番ホールで50センチ、4番で50センチ、5番で70センチにつけるスーパーショットを連発。また10番ホールでは8メートルのイーグルパットを決めるなど、ショット・パット共に冴えた。「2～3ｍのパットが3回入らなかったですけど、6アンダーを目標にしていたので凄く満足しています」と嬉しそうに振り返った申。絶好調の20歳が一気に優勝を勝ち取るのか。明日のプレーに注目が集まる。

2位　イム　ウナ　　＜トータル9アンダー＞
「（64のスコア）気持ちいいですね。自分のベストスコアが64なので、コースレコードに並んだのも嬉しいです。1アンダーから回りましたが、ここまでスコアを伸ばせるとは思いませんでした。一生懸命やろうと思ったのがスコアに繋がったと思います。所属する『ゴルフ5』の試合ですので、優勝したい気持は強いです。狙っていきたいですね」。

3位タイ　藤田　幸希　　＜トータル8アンダー＞
「ほど良い長さのパットが入っています。チャンスは逃さないようにしているのが良かったです。栃木から両親と兄が車で応援に来てくれているんです。申ジエさんは全英のチャンピオンだし、一緒にラウンドが出来るのは嬉しいです。（全英で逆転された）不動プロの仇は私では取れないんじゃないですか（笑）。自分のゴルフをして追いつければと思います」。

3位タイ　原　江里菜　　＜トータル8アンダー＞
「前半はショットが悪く集中出来なかったのですが、後半は振ることを心がけて次第に良くなってきました。ボードを見て、申ジエプロがいて、やはり来たなと思いました。申プロを見ても自分の良いプレーが出来なくなるので自分のプレーをするだけです」。

145ストローク（+1）　45位タイまでの55名が決勝ラウンドに進出。（プロ53名、アマ2名）
明日の決勝ラウンドは8:00スタート予定。