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2008.9.14

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日

LPGAツアー公式戦『第41回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の最終日が石川県加賀市の片山津ゴルフ倶楽部白山コース(6,545yard,Par72)で行われた。天候:晴れ、気温:26.9℃、風速:2m。快晴となり、絶好のコンディションとなった最終日。今季最多となる15,458人の大ギャラリーが会場へ詰めかけた。優勝争いは最終組の3人による手に汗握る大熱戦となり、最終ホールでパーをキープした韓国の辛炫周(シン ヒョンジュ)が初日からの首位を守り切る完全優勝で公式戦初優勝を飾った。1打差の2位タイには、最後まで優勝争いを演じた横峯さくらと申ジエ(韓国)が入った。

 3日目までの安定したゴルフとは打って変わって、苦しい1日となった辛。「緊張してしまって、ラフに入る回数が多かったです」と大ギャラリーに囲まれた中でのプレーは、大きなプレッシャーを与えたようだ。悪い流れを断ち切れず、15番では5つめのボギー。2位の申ジエに並ばれる苦しい展開で迎えた18番。「私はこのホール(431yds/par4)は2打では届かないホールだったので、始めから刻むつもりでした」と気楽に打った2打目は「狙い通り」グリーン手前のラフに。ティーショットを曲げて苦戦する他の2人を尻目に、順目のラフから放ったアプローチは、見事20cmにピタリと寄った。「あそこの手前のラフは順目なので難しくないです。変にフェアウェイに残すと傾斜で下まで落ちてきてしまうので」と始めからラフ狙いだった辛のファインプレーが勝負の明暗を分けた。これで公式戦初優勝の辛は「今まではメジャーの大きさ、イメージが分からなかったですけど、優勝してみたら違いますね。本当に嬉しいです」喜びを爆発させた。2年前は2位、昨年は3位と悔しい思いをした大会。「いつかはやってやろう」と思っていた『女子プロ日本一』の称号を、ついに手にした。


2位タイ 横峯さくら
「最後のパットは13m位あったので、神懸かり的なものがないと、入らないかなと・・・。それより16番で獲れなかったのが1番のミスというか、もったいなかったですね。今は自分でも頑張ったなと思いますし、気持ちを切らさずに出来たのは、自分にとってプラスになったかなと思います。大ギャラリーに囲まれて、すごい励みになりました。嬉しいですね」。

2位タイ 申ジエ
「最後は惜しかったです。セカンドはあの位置からは出すだけでした。出だし連続バーディーで、今日は勝てると思ったんですが・・・。ミスが多くて、うまく球をコントロール出来ませんでしたね。日本ツアーは私のことを応援してくれる方も多くいらして、ホントに夢の舞台ですね。今季はまず韓国の賞金女王を目指して頑張ります。来季以降はどのツアーも魅力的なので、まだ未定です」。

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