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2018.7.26

8バーディーで大逆転 高木萌衣がステップ2勝目

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第14戦『カストロールレディース』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)大会最終日が26日、千葉県市原市の富士OGMゴルフクラブ 市原コース(6,473ヤード/パー72)で行われた。高木萌衣がこの日、64をマーク。通算7アンダーでステップ・アップ・ツアー2勝目を大逆転で飾った。4打差の2位タイは岸部桃子、横山倫子。(天候:曇り 気温:27.4℃ 風速:2.3m/s)

 高木萌衣が、自己ベストを大幅に更新。「67は、今まで何度もある。前回のANA PRINCESS CUPの最終日、今回のプロアマ大会でも67でした」と前置きし、「ショットの調子がずっと良かった。でも、パッティングがいまひとつ。それが、今日は3-5メートルが狙い通り決まりましたね。私は、フックラインが得意。ファーストパットの位置を考え、第2打へ集中できたこともよかったと思います。おかげで、上りのフックラインは、すべてカップイン」と振り返る。8バーディー、ノーボギー。ステップ・アップ・ツアーの18ホール最少ストロークに並ぶ64をマークし、2位に4打差を付ける鮮やかな逆転劇の秘密を語った。

 4月のパナソニックオープンレディース以来の優勝。「逃げ切りではなく、スコアを伸ばして優勝したことがうれしい。パナソニック以来、思うように結果を残せなかったので、賞金ランキングもみんなに抜かされてしまった。また、1位になれてうれしいけど、課題がある。第1日に出遅れてしまうから、次戦の山陰合同銀行 Duoカードレディースまでに、しっかりスイングを修正。レベルアップして後半戦へ臨みます」と気持ちを新たにする。

 今後の目標は、ファイナルQTで結果を出すことだ。「もう1勝したい。でも、狙って優勝できるものではありません。まずは、賞金ランキング5位以内に入り、ファイナルQTへ行く。去年までのLPGAツアーでは、すごく調子が悪かった。来年、もう一度立て直して挑んでみたい」。謙虚にして、おごらず。笑顔の奥に、決意が見て取れた。

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