2018.7.26
アマの安田祐香 堂々の2位スタート
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)第1日
7バーディー、1ボギーの好発進。アマチュアの安田祐香が目指す、理想像を語った。「プレーは松山英樹さんのように格好良く。そして、ギャラリーの皆さんやメディアの方への対応は、宮里藍さん。将来、私はそんな選手になりたいと思っています」。インタビュールームの取材も、落ち着き払っていた。「ショットでバーディーを獲れたホールもあります。ただ、6、7番では下りのパッティングで、打ちすぎた…と思ったところでカップイン。運が良かったことも確かですね」。
予選ラウンドの2日間は成田美寿々、渡邉彩香と同組である。「ティーショットは、成田さんのミスショットと、私がナイスショットした時が、同じぐらいの飛距離。常に置いていかれました。渡邉さんには常に20ヤードは差をつけられたと思います。アマチュアの競技で、私は飛距離が出るといわれるけど、プロに混じったら飛んでいなかった。球筋が低く、ランが出るので平均して230-40ヤードでしょう」と語った。その上で、「確かに、飛距離が出ることはうらやましい。しかし、私はアイアンショットが武器。すぐに、気にならなくなった」と強心臓をアピールする。
今大会は、同じアマチュアの日本代表3人とともに出場。「私よりも、他のみんなは、負けん気が強い。そういう中で、合宿などをしているから、自然に私も気持ちが強くなってきたのだと思う。前週のセンチュリー21レディスゴルフトーナメントをテレビ観戦しました。アメリカのアマチュア、クリスティン・ギルマンさんは、初めての日本ツアー出場とは思えないほど、素晴らしいプレーを披露しています。ということは、私も(LPGAツアーを)勝てないとは思っていません。密かに狙います」と期待を込めた。
7歳からゴルフをはじめて、2017年の日本女子アマで優勝。一躍、全国区となる。LPGAツアーは、昨年の今大会から6試合出場で、予選落ちは1度もなし。今シーズンの3戦は、スタジオアリス女子オープン7位タイ、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ11位タイ、宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント13位タイと、堂々たるものだ。「来年のプロテストを受験します。予選を通過するのは、もちろん大切だけど、成績を残さなければ強くはなれません」。またも、黄金世代-ますますLPGAツアーは、おもしろくなる。
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