2018.7.28
小祝さくら、初Vへ4度目の挑戦
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)第3日
首位と6打差。台風12号の影響で時折、横なぐりの雨が降りかかる。それでも、小祝さくらは、必死に戦っていた。優勝争いに加わるため。「雨か、風のどちらかだけだったら良かったけど、今日の後半はどちらも強い。本当に難しかった」とため息まじりで振り返る。
今シーズンは、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン、センチュリー21レディスゴルフトーナメントと、2度にわたって、第1日から単独首位でスタート。いずれも、2日間首位を死守したものの、最終日に失速し、2位タイだった。また、2週前のサマンサタバサガールズコレクションレディーストーナメントでも最終日、最終組でプレー。「最終日の最終組は、すごいプレッシャーを感じる。あすは最終組の1組前。気が楽ですし、追いかける方がプレーはしやすい。思い切って攻める」と気持ちを新たにする。8月は目前。故郷、北海道で2試合が控える。「地元の試合で結果を残したい。でも、その前に明日、良い成績をあげ、北海道に帰ります」。
今日28日、第90期生が入会式を終えた。苦しかった1年前の最終プロテストで、怒とうの追い上げを披露。新たなスタイルの構築を目指す小祝は、2年目の進化を発揮できるだろうか。「プレーしていると、下手だなぁと思うことがたくさんある。まだまだだなぁと感じています」。だから、向上心は人一倍だ。チャンスは自分でつくる。ツアールーキーとは思えない安定感の源は、ここにあった。
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