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2008.11.9

ミズノクラシック 最終日

全米女子プロゴルフ協会公式戦『ミズノクラシック』(賞金総額1,400,000ドル 優勝賞金210,000ドル)最終日が、三重県志摩市の近鉄賢島カンツリークラブ(6,506Yards、Par72)で行われた。

天候:くもり、気温:12.1℃、風速:3m。朝方から小雨が降り、昨日と同様に肌寒い天候となった最終日。各選手のスコアが伸び悩むなか、この日も抜群の安定感をみせたのは申ジエ(韓国)。7番でイーグルを奪うなど5つスコアを伸ばし、通算15アンダーで見事に栄冠を手にした。6打差の2位には服部真夕。さらに1打差の3位にはイムウナ(韓国)が入った。

※ミズノクラシックの賞金は、1ドル=98円17銭に確定しました。

「昨日、今日とベストに近いプレーが出来ました」と語った申。同組の服部が5番で先にチップインバーディーを決め、申にプレッシャーをかける。そのカップインを見た申は「服部さんがチップインしたから、私も入れたい!と思いました」と奮起。そして迎えた7番パー5。残り15ヤードから放った3打目は、見事にカップに吸い込まれた。「あの7番のイーグルで勝ちを意識しましたね」と語る、優勝のキーホールだった。母国の韓国では、「試合が終わった次の日は大学に通っています」と笑顔で話す申。そんな文武両道の生活、そして「辛いときでも、いつも笑みは絶やさないようにしています」という姿勢は、今後も日本のゴルフファンを魅了するだろう。

一方、先週の初優勝に続き、今大会でも2位と大健闘を魅せた服部。ホステスプロというプレッシャーがかかる中でも4バーディー1ボギー1ダブルボギーの71で回りトータル9アンダーまでスコアを伸ばした。「恥じないゴルフは出来たかなと・・・。精一杯やったので、やりきった満足感はあります」と納得した様子。先週優勝、そして世界の強豪選手が集うこの大会での2位は「自信になりました。このリズムで残りの試合も上位に食い込むゴルフがしたいです」。一回り成長した服部の今後に期待したい。

3位 イムウナ
「前半はあまりバーディーチャンスがなかったけど、15番のアプローチが入ったので、後半は思うようなプレーが出来ました。グリーンが読みきれず、パットミスが多かったので、次回は修正できるようにしたいです」。

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