伊藤園レディスゴルフトーナメント　第1日目

　LPGAツアー第35戦『伊藤園レディス』（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円） の第1日目が千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部（6,594Yards　Par72）で開催された。

　天候：晴れ、気温：18.7℃、風速：2ｍ。日差しが強く、爽やかな秋晴れとなった初日。絶好のコンディションで各選手がスコアを伸ばす中、この日飛び出したのは大山志保。8バーディーノーボギーの自己ベスト64をマークする完璧のラウンドで、単独トップに立った。2打差の2位には初優勝後から好調の服部真夕。さらに2打差の3位タイには、上田桃子、横峯さくら、原江里菜、若林舞衣子ら若手選手が続いている。また現在獲得賞金ランキング1位の李知姫（イ チヒ・韓国）と同2位の福嶋晃子は、共に3アンダーの7位タイと好位置につけた。

「パットもきっちり決まりましたし、ショットも良い。全てが良かったです」と充実感たっぷりの大山。自己最高タイの5連続バーディーを決めるなど、文句なしのラウンドだった。前日に行われたアマプロ大会では、「パットがなかなか決まらなかった」と今季不調のパッテングがここでも尾を引いていたようだが、「アマプロで入らなかった分、今日は入ると言われて、上手く気持ちを切り替えられました」と言うように、今日は強気のパッテングで攻める本来の大山が戻ってきた。「あとはメンタルだけなんです。今、パターを打つときは、『絶対に入れよう！』と思って打っています」。明日以降も、強気に攻める大山のプレーに注目だ。

2位　服部真夕
「今日は１つもグリーンを外していないです。プロデビュー以来初めてです。パッティングが良く、長いパットが残っていても、お先にパットぐらい寄せられたのでそれが良かったと思います。今は自信をもってプレーをしているので、それがスコアにつながっていると思います。明日以降も頑張りたいですね」。