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2008.11.16

伊藤園レディスゴルフトーナメント 最終日

 LPGAツアー第35戦『伊藤園レディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円) の最終日が千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,594Yards Par72)で行われた。

 天候:雨、気温:15.9℃、風速:2m。あいにくの雨模様となった最終日。LPGA史上稀に見る大混戦を制したのは、首位タイでスタートした古閑美保。5番ホールから6連続バーディーを奪うなど、会心のゴルフを展開。前半で広げたリードを守りきり、通算13アンダーで節目のツアー10勝目を飾った。2打差の2位タイには宮里藍と三塚優子。さらに1打差の4位タイには、大山志保、服部真夕、宋ボベの3人が入った。

 古閑はこの勝利で、獲得賞金ランキングも4位から2位に浮上。女王の座も射程圏に入ってきた。

 出だしの1番ホールで、ティーショットを大きく右に曲げた古閑。「OBだなぁ、と思いました」というボールは辛うじてセーフ。何とかボギーで上がったものの、「同組の大山さんと李さんがバーディーだったので、正直もう私の優勝は無いなと思いました」と一度は優勝を諦めた。しかし3番でバーディーを奪うと流れが変わる。5番から3連続バーディーを奪うと、8番はカラーから9m、9番では6m、10番でも6mを決めるなど、まさに『神懸かり的』なパッティングで一気に首位に返り咲いた。

「同組の2人が突っ走ると思っていましたけど、私が突っ走っちゃいましたね」と本人も驚きの快進撃だった。これで目標である『年間3勝』を達成。獲得賞金ランキングトップを走る李知姫との差も2,000万円弱となった。それでも古閑は「賞金女王は1年間の結果としてついてくるもの。私は残り2試合で1億円を越えれば十分です」とあくまでマイペース。どんな状況でも常に変わらない冷静さで、残り2試合での活躍も期待出来そうだ。

2位タイ 宮里藍
「ちょっとチャージが遅かった~。前半からいきたかったのですが、アイアンのつかまりが悪くて、ライン・距離が出せなくて・・・。パットのミスが響いたかなと思います。内容的には良くなってきているし、自分のメンタルコントロールも出来て良いプレーが出来たので、良かったと思います」。

2位タイ 三塚優子
「今日はショットも良かったし、パッティングも入ってくれたので、苦になるようなラウンドではなかったけど、欲を言えばもっと伸ばせたかなと思います。今回初めて外人のキャディを使いましたが、上手く気持を切り換えてくれたのが良かったですね。(残り2試合は)勝つだけ。優勝目標でやります」。

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