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2018.8.12

松田鈴英、64で初タイトル

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)最終日

 タイトルは人を育てる。プロ2年目。黄金世代の2017年最終プロテストでトップ合格の松田鈴英が、初のタイトルを獲得した。新人選手の育成を、主旨のひとつとして掲げた今大会の『ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞』へ選出。「資格があるのは知っていたし、意識はあった。でも、今日はバーディーをたくさんとることだけに集中。ホールアウトしてみたら、とれたんだなぁ。そんな感じです。ただ、宮里藍さんなど過去の受賞者をみて、すごくビックリしている」という。

 最終日、自身が最高のプレーを展開した。特にパッティングが素晴らしい。3-4メートルのバーディーパットがスバズバ決まり、パー3の12番では10メートルがカップイン。「昨日まで、セカンドショットがいまひとつ。ただ、最終日を前にうまく調整できたので、チャンスがつくれたと思います」と好調の要因を解説。さらに、8バーディー、ノーボギーの『64』は、「試合では初めて。プライベートでは63があるけど…。また、3日間で通算14アンダーも初めての経験です。これからの自信につながる」と加えた。

 今季の獲得賞金は、2273万5800円に。ランキングも29位へ躍進した。開幕前、第1目標へ掲げた賞金シードを、ほぼ手中にしている。「いつも、第1日に出遅れてしまう。また、パー5でもっとバーディーをとるにはどうしたらいいか。そこを考え、残りの試合では最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップへ出場できるようにがんばります。それから、LPGA新人賞も欲しいですし、今回の賞が弾みになるといい」。日々進化を実践中である。

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