ニュース & トピックスNEWS&TOPICS

2018.8.26

今季4勝目 アンソンジュ、小樽にも勝った

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー25戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会最終日が8月26日、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,628ヤード/パー72)で行われ、アンソンジュが通算7アンダーで優勝。今季4勝目、通算27勝目、今大会3勝目を飾った。3打差の通算4アンダーは渡邉彩香、通算3アンダーには東浩子、比嘉真美子など5人が入った。(天候:曇り 気温:22.6℃ 風速:5.7m/s)

 優勝会見へ臨んだアンソンジュが、最初に語ったのは、18番をボギーで終えたことだった。今日も上手という質問へ、「上手? いやぁ……。最後にボギーは残念です。パーセーブで終わりたかった。ボギーはちょっと」。自身の美学に徹底的にこだわる。結果さえ良ければ、良しとしないところに、改めて感心させられた。

 優勝を決定づけたのは、パー3の17番。6Iのショットを80センチにつけた。「少し、フォローの風が吹いていたし、あのショットには自信があった。今大会は、特にアイアンショットがいい。本当に良かった」という。とはいうものの、決して好調ではなかったそうだ。

 「朝、練習場から、しっくりくる感じがない。だから、優勝を意識したわけではなかった。それと、ニトリレディスゴルフトーナメントでは、今まで2度、優勝しているけど、小樽カントリー倶楽部へコースが代わってから、成績がいまひとつ。理由は、難しすぎるからです。だから、苦手でした。でも、今年は体調がとてもいい。せめてトップ10へ入りたいと思って試合へ」と振り返る。

 細心の注意を払ったことは、読みが難しい風よりも、基本へ忠実になることだ。「同じ洋芝でも、ニッポンハムレディスクラシックとは違います。ここは、地盤がちょっと固いから。とにかく、気が抜けたスイングをすると、ダフってしまう。ダフらないように序盤から注意をした」。2、3番の連続バーディーは、その賜物だ。ところが、4番でボギーを叩く。

 「3パットでした。ゴルフの神様がもっと真剣に。緊張感をもって、というメッセージだと思った。おかげさまで、気が緩むところはなし」と苦笑する。終盤もピンチが訪れた。キーホールの16番では、カラーから24メートルの距離があっても、見事なパーセーブを披露した。「30歩ぐらい。想定外です。20歩(16メートル)までは練習をしていたけど。だから、とにかく距離感を合わせる。あそこを2打でイケたことも大きいです」。

 ツアー通算27勝目は、改めてファンへ存在の大きさをアピールできたに違いない。キャディーバッグをのぞくと、4Iが光っていた。「来日した当初は、3Iも入っていた。しかし、ハイボールを打たなければ、日本のコースは固く、ボールが止まらない。それでやめました。私は、ユーティリティーも使うけど、アイアンが好きです。今回は雨の影響で、ボールが止まりやすいと思った。最近、体調が良くなってきたからです。アイアンに替えたのは」。

 心技体が整い、難コースを克服した。こうなると、さらなる意欲がわいてくる。「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は、アジアナンバーワンのプロを狙う試合でしょう。ぜひ、優勝がほしい」と話が弾んだ。あと3勝で達成する永久シード獲得も、カウントダウンへ入った。収穫の秋へ、思いをはせる。この日、18番ボギーの後悔には、そんな意味合いがあった。

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
検索
  • LPGA公式 facebookページ