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2018.8.30

復調急 有村智恵『気持ちよく攻める』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー26戦『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が8月31日、岐阜県瑞浪市・GOLF5カントリーみずなみコース(6,545ヤード/パー72)で開幕する。30日はプロ・アマトーナメントが行われた。

 今夏、猛暑で注目を浴びたのは岐阜。今月も会場に近い、多治見市で40.2度を記録するなど、暑い-というイメージが、まず浮かぶ。復調著しい、有村智恵も「暑いですね」が、第一声だった。続けて、「私は山梨、北海道、軽井沢、北海道というローテーション。避暑地、北海道だから、こういう蒸し暑さは久しぶりです。私は夏女という自覚はないけど、このぐらいは平気。天気予報をみると、あすからくもりマークがついていましたよ」と話した。

 今大会のテーマは、気持ちよく攻める。「ティーショットの状態が、すごくいいから」という。次週、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯をにらみ、「2週前、小杉カントリークラブをまわってきた。印象は、攻めなければいけない。そのあたりが、今回とリンクしていますね。まずは、ティーショット。第2打をしっかり攻めなければなりません。いい意味で、今週と来週は似ている。私はそう思っています」。明確な目標を定めた。

 復調のきっかけは、感性優先のプレーを心がけていることだ。「技術は大事だけど、きっちりやりすぎても、プラスにはならない。遊びのつもりでアプローチをするとうまくいく。それが、試合ではできない。そう考えると、感性にいきついた」と説明する。感性を磨くためには、試合でも気持ちをニュートラルに保たなければならない。

 「いろいろな情報、プレッシャーなどが入りすぎると、もう1人の私が、私のじゃまをする。そうすると、気持ちよくプレーができません。とにかく、気持ちよくクラブを振っていけるように」。敵は己の中に-アスリートがよく口にする言葉だ。

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