ヨコハマタイヤゴルフトーナメント　ＰＲＧＲレディスカップ　第2日目

　2009年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が、高知県香南市の土佐カントリークラブ(6,262Yards、Par72)が開催された。

　天候：晴れ、気温：16.0℃、風速：5ｍ。昨日に比べ、穏やかな風となった2日目。2位に5打差でスタートした上原彩子は最初のホールを3パットのボギーとしながらも、この日71とスコアを1つ伸ばし通算9アンダー、2位に5打差をつけて首位を守った。通算4アンダーの2位タイには、米山みどりと黄アルム（ファンアルム・韓国）が続き、さらに1打差の4位タイには古閑美保と新崎弥生がつけている。

　昨日は強烈な風の中でノーボギーのラウンドだったが、今日は出だしの1番でいきなり3パットのボギー。「昨日は風が吹いていたので、パターも慎重に打っていましたけど、今日は風が無いので、チャンスは強めに狙っていこうと思いました」と攻める気持ちが強すぎたようで、カップをオーバーする場面が多かった。それでも攻めのスタイルを崩さず迎えた18番パー4。7番アイアンでの2打目はピンから15メートル離れたグリーンにようやく乗った。そして迎えたバーディーパット。「それまで3パットを2回やっていたので、ここはしっかり2パットで決めようとオーバー目に打ちました」と放ったボールは、スライスラインに乗って見事にカップイン。それまでの鬱憤を晴らすかのように、最高の形で2日目を締めくくった。明日は2位と5打差で迎える最終日だが、「難しいコースなので、差はそれほど大きくはないですね。良い位置にいるので優勝したいですけど、あまり意識しすぎるとよくないので自分のやろうとしている事に集中したいと思います」と大量リードにも慎重な様子。明日、雨予報の高知県でどんなドラマが待っているのか。

2位タイ　米山みどり
「今日はあまり風がなかったので（昨日よりは）少しラクでしたが、風が回っていたように感じたので迷ったところも…。後半も6～7ホールはチャンスがありましたが、バーディーパットが決まりませんでした。良い内容のゴルフができているので、早いうちに流れをつかめたらいいと思っています」。

2位タイ　黄アルム
「明日は今日よりも余裕を持って、バーディーをどんどん取っていきたいです。自分のプレーをすれば差は縮められると思いますが、最終組の方がプレッシャーになると思います。もし崩れても、それも経験と思ってプレーしたいです」。

　予選ラウンドの結果、5オーバー45位タイの54名が予選を通過。明日のスタートは7:30～（OUT／IN）予定。