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2018.9.12

鬼澤信子、首位スタートも『ジワリ程度』

 <Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年レジェンズツアー公式戦『LPGAレジェンズチャンピオンシップCHOFUカップ』シニアの部(賞金総額1,500万円、優勝賞金225万円)が9月12日、山口県下関市・下関ゴールデンゴルフクラブ(6,243ヤード/パー73)で開幕した。3アンダーで首位に立ったのは、鬼澤信子。1打差の2アンダー、2位は斉藤裕子、3位タイの1アンダーでディフェンディングチャンピオン・大竹エイカ、村口史子など4人が追う。(天候:曇り 気温:26.3℃ 風速:4.2m/s)

 公式戦は、やはりひと味違った。激闘を物語るように、鬼澤信子がひとこと。「疲れました」と、首を少しひねる。「私が想定していたものと、グリーンのスピードにギャップがあった」。首位で第1日を終えても、これで良しとはいかない。10番スタートの前半は2バーディー、1ボギー。コース外で見ているものにはわからない、自身の葛藤と戦っていたのだ。

 「ハーフターンで、気分を一新。後半にかけた」。1番で4メートルを決めると、波に乗る。2番が2メートル、3番も3メートルの3連続バーディー奪取は、「とてもいい気持ちにさせてくれたけど…」と振り返ったが、続くパー5の4番でボギーを叩く。「3パットは、ゴルフにつきものです。きょうは、思っていたようなストロークができなかった」と漏らしている。

 傾向をつかんで、対策を。経験豊富なベテランだけに、手応えを感じている様子だ。開幕前、「グリーンと会話がテーマ」と話した。では、きょうはどうだったかといえば、「まぁまぁというところですね。ジワリ、ジワリ程度だった」といい、「前半、ちょっと力んでいたし、第1日だから、私の細胞が活性化しなかった」と続ける。第7回の優勝者。今大会はまだ、複数回優勝を飾った選手はいない。より、慎重に。公式戦のプレッシャーとは、そういうものだ。

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