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2018.9.14

100球限定大作戦 鈴木愛、それでも首位

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

 LPGAツアー第28戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が9月14日、愛知県美浜町・新南愛知カントリークラブ美浜コース(6,446ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日、ギャラリーをアッと驚かせたのは鈴木愛。66をマークし、6アンダーで香妻琴乃とともに首位スタートを決めた。1打差の5アンダー、3位は新垣比菜。(天候: 曇り時々雨 気温: 21.9℃ 風速: 1.1m/s)

 試練をしっかり受け止め、新たなスタイルを模索する鈴木愛が、早くも結果を出した。6バーディー、ノーボギーの内容に、ギャラリーが大興奮。右手痛で欠場した2カ月の空白が、うそのようだ。「プロになって、人一倍、練習を重ねながら、ここまで来た。クラブを2カ月も握らなかったのは、ゴルフと出会って初めて。不安いっぱいでした。しかし、練習量の積み重ねがあればこそ、感覚がすぐに戻るとプラスに考え、自分と折り合いをつけていたのは確かです」。

 前週とは表情が違った。1打、1打に女王のオーラがよみがえる。さっそく、スタートの1番でピン横4メートルのバーディーが決まった。前半、パー5の3、5番でもバーディー奪取に成功。「私のチャンスは7メートル以内」と公言しているように、5番のピン手前、6メートルをカップインさせると、手応えを十分に感じたかのよう。ホールアウトしてみれば、6バーディー、ノーボギーと前週のお返しといった内容だ。

 「カップインさせるイメージばかりをつくるのではなく、今日は自然体。それが良かったのでしょう。それから、1Wです。クラブが振り切れた。あとはちょっとしたタイミングの修正を」と振り返る。とはいえ、右手首痛は完治したわけではない。「状態があまりいいとはいえない。左は予防の意味だけど、両手へテーピングをしているのは、そのため」と説明した。

 職業病ともいえる、手首痛。練習をセーブすることがテーマだ。「1日、150球までに落としたけど、それでもダメ。これから100球まで抑えます。(賞金ランキングで)申ジエさん、アンソンジュさんに抜かされたから、たくさん練習をしなければ…という焦りもある。本当は、手首へ負担が少ないスイングに変えればいいでしょう。でも、私はコーチをつけずに1人でやっている。簡単にはいきませんよ。だから、スイングを変えて、成績が落ちることより、練習量をセーブする。私が決めました」と迷いはない。

 ちなみに、報道陣から、今シーズン第1日、首位でスタートした3試合をすべて優勝していることを教えられると、「目標は大きすぎない、がいい。たくさんの選手にチャンスがある。最終日、10アンダーが出てもおかしくはないコースですよ」。さらりとかわした。超えられない試練はない-と表情が語っている。

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