中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン　第2日目

　2009年度LPGAツアー第10戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』（賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円）の2日目が、愛知県豊田市の中京ゴルフ倶楽部石野コース（6,421Yards,Par72）で行われた。

　天候：晴れ、気温：24.6℃、風速：3ｍ。過ごしやすく、絶好の観戦日和となった2日目。熱戦を一目見ようと、10,195人のギャラリーが会場へ詰めかけた。競技は上位陣が出入りの激しいゴルフを展開するなか、初日トップの三塚優子が1つスコアを伸ばし、通算6アンダーの首位を守った。トップと2打差の2位タイには若林舞衣子とイムウナ（韓国）。さらに2打差の4位タイには、福嶋晃子、飯島茜、金田久美子ら7人が続く混戦模様となっている。

　前半9ホールで4つスコアを伸ばし、一時は通算9アンダーとなった三塚。しかし後半の10番ホールのティーショット時に、一般ギャラリーのカメラのフラッシュ、そしてシャッター音が鳴るアクシデント。「一度仕切り直せば良かったんですけど、そのまま打っちゃって･･･。ちょっと動揺していたのかも。でもその後の3連続ボギーは関係ないですけどね」と本人も苦笑い。17・18の連続バーディーで何とか首位を守ったものの、「ああいう事があると、その場以外にも動揺が続くんです。特にアドレスに入った後のシャッターはやめて欲しいですね」とギャラリーの観戦マナー向上を訴えた。結果的には2位とは2打差で終えた2日目。「私はあまり2位以下と差が離れていると良くない。2～3打くらいのリードが一番集中出来ると思います」と気を取り直して明日の最終日に挑む。

若林舞衣子

2位タイ　若林舞衣子
「アプローチがあまり寄ってくれなくて、前半はバタバタでした。最後にいいパットが入ってくれてよかったです。途中、トップが9アンダーまでいったときはどこまで伸ばすんだろうと思いましたけど、7とか6になってきて、まだがんばろうと思いました。明日はグリーンも硬くて難しいと思うので、アプローチをしっかり修正して臨みたいですね」。

イム　ウナ

2位タイ　イムウナ
「最近、ショットもパットも全体的に調子がいいです。今日は最後の5ホールがパットのミスで良くなかったけど、前半はショットが特に良かったです。先週も2位になって、同じようなショットの調子をキープできています。トップとは2打差あるけど、意識をしないで自分のプレーをして頑張れば、優勝できるかもしれないですね」。