2009.6.13
サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 第3日目
2009LPGAツアー第13戦『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント2009』(賞金総額1億円・優勝賞金1,800万円)の3日目が、兵庫県神戸市の「六甲国際ゴルフ倶楽部」(6,457y・Par72)で行われた。
天候:くもり、気温:26.5℃、風速:4m。朝方は曇りながらも、時折強い日が差すコンディションとなった3日目。各選手が上位進出を狙い、好スコアが続々と出るなか、この日トップに立ったのは、4アンダーの6位タイからスタートした若林舞衣子。序盤の4ホールで3つのバーディーを奪って波に乗ると、その後もスコアを伸ばしこの日67。通算9アンダーとした。1打差の2位には諸見里しのぶ。さらに1打差には有村智恵が続いている。注目の宮里藍はこの日70をマークし、通算1アンダーの29位タイに順位を上げた。
5バーディーノーボギーの完璧なゴルフで首位に立った若林。それでも「ボギーになりそうなホールは何個かありました」というように、前半の3番・5番で2m近くのパーパットを残すピンチを迎える場面もあったが、難なくパーで切り抜けてピンチを凌いだ。「初日、2日目と短いパーパットが入らなかったんですが、今日はそれが全部無くなってバーディーが残った感じですね」と言うように、ショット・パット共に上り調子。明日優勝すれば、全英リコー女子オープンの出場権を得られる可能性があると聞くと「意識は無かったですけど、それは頑張りたいですね」とさらに気合いが入った様子。明日は“思わぬご褒美”を手にすることが出来るのか。ショートパットが鍵を握りそうだ。
一方、首位の座こそ明け渡したものの、3バーディーノーボギーの安定したゴルフで、2位につけた諸見里。前半で3つスコアを伸ばしたが「後半、ティーショットは良かったんですけど、そのあとのウェッジのショットがチャンスにつかなくて・・・」と伸びきれず、明日へ課題を残す形となった。それでも「後半はもっとバーディーを取りたい気持ちが強すぎて、グリーン左奥に外すシーンが多かったですけど、この後きっちり調整したいです」と至って冷静。目標としている全英リコー女子オープンの出場権を先週の試合で確実にし、精神的にも安定してきている様子。課題のウェッジを修正できれば、念願の本拠地での優勝も目前だ。
3位 有村智恵
「(今日は)まだ、ショットは不安だし、パットもイメージ通りじゃない。特にミドルパットは右に強く出てラインに乗らないまま1メートルくらいのパーパットを残してしまって・・・。今日なら良いいのですが、明日はプレッシャーがかかると思うので、ミドルパットも安心して取れるようにしたいです。(全英は)意識はしていましたが、きりがないので、(明日は)スコアのことだけ考えて集中してやっていければと思います」。
29位タイ 宮里 藍
「今日はすごい体の調子も良くて、タイミングも申し分なかったです。アイアンの距離感も出せたのでチャンスは多かったのですが、パッティングが決まりませんでした。今日は行くところまでいきたいなと思っていました。朝も良い集中力が出てたので、上位を争うなら最低でも5つは伸ばさないとと思っていたし、伸ばせる内容だったので悔しいです。明日もしぶとくいきたいです」。
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