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2018.10.4

100ヤード以内の課題 菊地が再び-

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第31戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が10月4日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,571ヤード/パー72)で開幕する。4日はプロアマ大会が行われた。

 激戦の後、菊地絵理香は「疲れが癒えていません」と話した。日本女子オープンでは3位だったが、「体はもちろん。脳が疲れています」。それは当然である。ところが、「惜しかったとか、周囲の方はみんな気を遣ってくださっているのでしょう。何もいいませんよ」と笑顔で語っている。

 週初めの2日間は完全休養。3日はコースをプレーせず、練習のみに終始した。「やはり、クラブを握らないと感覚が鈍る。きょうまでの調子は、あまりいいとはいえないけど、ここはあまり得意ではありません。まぁ、のんびりといきます」という。ただし、心中で期すものは大きい。「(世界の)カベは高い。課題は明白です。それを乗り越えるためには、長い時間がかかる。月曜日、火曜日で必死に練習してもすぐに得られるわけではない」と前置きした。

 そして、「長く時間をかけて自分のものにできれば、そういうことは忘れない」。おそらく、課題としてする100ヤード以内のテクニックに、さらに磨きをかけることを示唆したのだ。ちなみに、今回は国別対抗戦、インターナショナル・クラウンが同週開催される関係などで、賞金ランキングのトップ5が不在。となれば、同6位の菊地が今季初Vの確率は高くなるはずだが、「確かに、上位へ行く確率は高くなるでしょう。だからといって、優勝できるというものではない」と力説した。すべてに控えめだったものの、ムードは上々。

 100ヤード以内のテクニックは必見だ。

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