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2018.10.6

Day 2~プラスワン 武尾咲希

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

スタンレーレディスゴルフトーナメント 東名カントリークラブ(静岡県)第2日

 運の総量は、全員が同じだろうか。改めて、第2日のプレーを見ていて考えさせられた。今大会、出場したのは108人。あすの最終日、奇しくもプロ同期で、しかも満24歳を迎える2人がいた。武尾咲希、鈴木麻綾である。

 幼少時、縁もゆかりもなかったものの、プロになってから、選手の間で誕生日がまったく同じことから、双子と呼ばれるように…。ましてや、勝負の世界は運が大事だ。大会最終日、好スコアをマークして、新しい年齢のいいスタートとなるようにしたいのは当然だろう。ましてや、武尾は賞金ランキング63位。来季のシード権をにらんで、今回はとりこぼしがゆるせない状況だった。

 幸運・その1 「前週の日本女子オープン大会2日目の2番で、ホールインワンを達成しました。プロになって初めて。アマチュアを含めると、4回目です。確かに、ホールインワンはうれしい。でも、あのおかげで予選突破ができたことが、もっとうれしい」

 幸運・その2「今日の18番のイーグルです。残り110ヤードの第3打をPWでフルショット。普段は9Iのコントロールショットをするけど、左足上がりのライでしたからね。しっかりと振り抜いて、手応えは十分。私は見えなかったけど、バックスピンがかかってカップインしました」

 幸運・その3「試合後のアプローチコンテストで、チップイン。25ヤードを52度でした。グリーンエッジのギリギリを狙って、うまくショットができたと思います」(47人が出場し、唯一のカップイン。賞金30万円をゲットした)

 とまあ、何やら前祝いのようなことがここ2週で続いていたという。それだけに、今日の後半、9ホールの3ボギーを嘆く。「3パットが…」。結局、通算4オーバーで、予選通過ラインへ1打及ばず、51位タイだった。

 「賞金シードはとったけど、去年の大王製紙エリエールレディスオープンで予選落ち。成績次第では、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの出場権へ手が届きそうだったから、とにかく悔しい。すぐに、帰宅して、今年の準備に取りかかった。トレーニング方法、スイング改造など、さまざまなことにチャレンジ。それと、シーズンへ入っても、帯同ではなく、キャディーさんを毎試合スイッチし、新たな可能性を見いだすことがテーマでした。振り返ると、変化が多すぎたかもしれません。しかし、自分で決めたことですから後悔はない。調子は悪くないし、チャンスがある限り、挑戦します」。予選落ちにもかかわらず、ていねいな取材対応は、こちらが頭を下げたくなるほどだ。

 ちなみに、鈴木はこれといったド派手なパフォーマンスは見られなかったものの、手堅いプレーで通算3オーバー。44位タイで予選突破を果たす。1打の明暗がはっきりと。にっこり笑って、2人の写真を撮影し、LPGA公式インスタグラムへアップするプランを思い描いていたが、それは来年までお預けになった。運の総量を感じずにはいられない。最終日、とびっきりの幸運をつかむのは、いったい誰だろう。

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