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2009.8.16

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日

有村智恵が接戦を制し、涙の完全優勝!

2009年度LPGAツアー第19戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が、長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6,637Yards,Par72)で行われた。

天候:晴れ、気温:26.3℃、風速:2m。快晴となり、強い日差しが降り注いだ最終日。夏休みで観光客など多くのギャラリーが詰めかける中、通算10アンダーで見事に優勝を勝ち取ったのは有村智恵。接戦を制し、初日から首位を守る完全優勝で涙の今季3勝目を挙げた。2打差の2位には諸見里しのぶ。3位には全美貞(ジョンミジョン・韓国)。優勝争いを演じた三塚は終盤で崩れ、4位に終わった。注目の宮里藍は通算1オーバーの23位タイ。またLPGAツアー初出場の川岸史果(横浜英和女学院中3年、プロゴルファー川岸良兼氏の次女)が通算イーブンパーで堂々のベストアマに輝いた。

「昨日は終盤で思うようにパターが入らず、調子が悪くなっていた状態で最終日を迎えたので、正直勝てないと思いました」という有村。今までの3勝はショットも体調も良い状態での勝利。今回は連戦続きで体調は悪く、苦しい中での勝利だけに、「18ホールが本当に長かったです」と優勝インタビューでは緊張が解けたのか、大粒の涙を見せた。この勝利で賞金ランキングは諸見里しのぶ、横峯さくらに次ぐ、3位に浮上。「まだまだこれから、これからが勝負で、夏場はしっかり乗り切って、後半戦に良い結果を残せるかどうかです」と、賞金女王獲得にも意欲をみせた。地元熊本出身の歴代賞金女王(平瀬真由美、不動裕理、上田桃子、古閑美保)に続くためにも、今後のさらなる飛躍を誓っていた。

2位 諸見里しのぶ
「練習場ですごくパッティング良く、ショット良く、アプローチ良くという感じでした。(賞金ランキングトップになって)嬉しいですが、有村さんも入ってきたし、もっと気を引き締めて後半戦臨みたいと思います。今日、もう少し頑張れたら良かったですね。先週は初日の出遅れ、今週は2日目の出遅れで・・・。来週は3日間頑張ります」。

4位 三塚 優子
「(ダブルボギーとなった17番のティーショットは)完全に風のミスですね。単純にフォローが吹くものだと思っていたんですが、右からのただの横風でしたね。パッティングは全く悪くなくて、やっぱり流れが変わったのは17番ホールですね。17番のティーショットを打つまでは絶対勝てると思っていました。もうちょっと慎重、冷静になるべきだったかなと思います」。

16位タイ 川岸 史果 (アマチュア)
「最初は予選通過できるか心配でしたが、そこから始まってベストアマになれて良かったです。3日間アンダーパーで回れたことも良かったですね。(これからの目標は)関東地区の大会で、優勝をどんどんしたいです。ジュニアの中では飛ぶほうですが、プロに入ると普通なので今後のトレーニングは必要だと思いました。高校に行って、団体とかやってみたいので、そこで成績を残したいですね」。

23位タイ 宮里 藍
「後半、我慢しつつ良いプレーが出来たので、良い終わり方だったと思います。今後はアメリカで4試合連続で出場して、日本は女子オープンです。1試合、1試合丁寧に1打を積み重ねていって、焦ることなく自分のプレーが出来るように。チャンスが来たらいつでも勝てるようにしっかり準備したいと思います」。

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