富士通レディース　開催！

　2009年度LPGAツアー第28戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が10月16日(金)～18日(日)の3日間、千葉県千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ(6,588Yards,Par72)にて開催される。

　シーズン終盤戦の幕開けとなる今大会の主な出場選手は、先週3年ぶりの国内トーナメント優勝を飾った宮里藍をはじめ、ディフェンディングチャンピオンの不動裕理、目下熾烈な賞金女王争いを繰り広げる諸見里しのぶ、横峯さくら、有村智恵、賞金ランキング上位を占める三塚優子、古閑美保、馬場ゆかり、斉藤裕子など、実力者が勢ぞろい。また13日（火）には、主催者推薦枠での本戦出場をかけた予選会が行われる。

　戦いの舞台となる東急セブンハンドレッドクラブは、難攻不落の18番ホールで知られる。グリーン手前に待ち構える深く切り立ったガードバンカーは、これまでにも数々のドラマを生んできた。2007年大会、横峯さくらと上田桃子で争われたプレーオフでは、2ホール目を横峯がパーとしたのに対し、3打目でガードバンカーに捕まった上田は無念の6オンと明暗が分かれた。

　昨年の大会は最終日、首位の三塚優子に7打差からスタートした不動裕理が猛チャージでトップに並び、またもプレーオフに突入。3ホール目で不動がガードバンカーのアゴ近くに捕まり勝敗は決したかに思われたが、これを見事グリーンに乗せて奇跡的なパーセーブ。最後は5ホールに及んだプレーオフを制し、大逆転の優勝を果たした。

　今年は最終ホールに果たしてどんなドラマが待ち受けているのか。