2018.11.2
連続バーディーで猛追 畑岡、66の手応え
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)第1日
畑岡奈紗、この日のハイライトは上がり2ホールのパー5だろう。17番はパッティングでみせた。ピン手前、7メートルのバーディーパットを気合でねじ込む。「パーセーブでは、離される一方。私もとっていかないといけない」。続く、18番では残り92ヤードの第3打がさえた。ピン奥20センチにつけ、連続バーディーフィニッシュ。「きょうは、ショットがとても安定していた。かといって、練習場からすごく手応えがあったわけではない。まさか、これほどのスコアが出るなんて思ってもいなかった。試合へ入ってから、すごく集中できたし、練習よりも本番でいいショットが打てることは、とても良いことだと思う」と振り返った。
それだけに、1ボギーが悔やまれる。9番は3パットだったから。「ツアーの日本開催は、海外の選手が優勝するよりも、やはり日本人選手が勝てば盛り上がります。日本女子オープンのリベンジのつもりで、あと2日がすごく大事。また、母国語で応援されると、やはりパワーへ変わります。3週前の韓国の試合では、(チョン)インジが2年ぶりに優勝を飾っている。ホームアドバンテージの意味をかみしめています」とも語った。とはいうものの、昨年の今大会の反省を踏まえ、「去年もスタートは良かったけど、残りの2日間、スコアが伸ばしきれなかった。毎日、スコアを伸ばさなければ勝てないのがアメリカツアーです。あすもしっかりと」。自戒の言葉は闘志の表れだろう。
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