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2009.10.23

マスターズGCレディース 第1日目

賞金上位の諸見里しのぶ、横峯さくらが共に好発進!

 2009年度 LPGAツアー第29戦『マスターズGCレディース』(賞金総額1億2,300万円 優勝賞金2,214万円)が、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6,510Yards Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:19.9℃、風速:2m。海外からポーラ・クリーマー(米)、申ジエ(韓国)ら強豪選手が参戦して迎えた初日。そんななかスコアを伸ばしたのは、現在日本ツアー賞金ランキング1位の諸見里しのぶ。6バーディー1ボギーの通算5アンダーで単独首位に立った。1打差の2位には賞金ランキング2位の横峯さくらが続き、さらに1打差の3位タイには上野藍子ら4選手が続いている。

 夏場の絶好調時からややトーンダウンしていた諸見里が、再び浮上してきた。今日は「パットの読みとタッチが久々に良かったですね」と振り返るように、4番で10m、7番で8m、11番で8m、14番で10mのバーディーパットが次々と決まった。「特に工夫した事は無いんですけど、最近はグリーンが早くなることが多くて。緩みながら距離を合わせたパッティングだったので、タッチが合わなくて…。今週はロングパットの練習をしっかりして、やっと水曜くらいから合ってきました」と、ロングパットの練習に重点を置いたことが好スコアに繋がった。明日は賞金女王を争う横峯との今季2度目の最終組直接対決となるが「すごく楽しみでもあるし、意識をしないわけはない。まずは最終日に良い状態で臨むことなので、ショットの中での不安要素だったり、直したいところを修正して最終日に挑めるように頑張ります」と余裕すら感じられるコメント。勝てば一気に女王の座が近づくだけに、いつも以上に気合いが入る。

 そして、周囲の女王争いの関心とは裏腹に「女王はもう全く意識していません」とマイペースな横峯。今日は「グリーンを捉えることは多かったですけど、ロングパットが残ってしまって…。1.5mくらいのパーパットが2回くらいあったんですけど、沈めてノーボギーで回れたのは大きいですね」と4アンダーのスコアには満足といった様子。今シーズン当初は「賞金女王を狙います!」と公言していた横峯も最大目標の選手権大会で諸見里に優勝をさらわれ、「トドメを刺された感じ」と白旗宣言。しかし女王へのプレッシャーが消えたことで、その後は徐々に本来の調子を取り戻し、その差も約1,700万円差と詰まって来た。「今までは自分にプレッシャーをかけていた訳ですから、そういう意味では楽になったんですかね。良いプレッシャーだったとは思うけど、空回りしていたので。この大会は優勝したことが無いので、勝てば自信になります。頑張ります」とその目はまだ女王を諦めていない。

3位タイ 上野藍子
「今日はパターがよく入ってくれましたね。6月くらいにパターを替えて、しばらくは入らなかったんですが、自分のものにしようとずっと練習してきて、最近になってやっと感覚が合ってきました。(昨年12月に入籍し登録名を「吉田」から「上野」に変更)旧姓のままプレーする人もいますけど、それまでツアーにあまり出場できてなかったし、今年からたくさん出られるということで、新しい苗字で頑張ってみようと思いました。土日は夫も来てくれる予定です」。

7位タイ 申ジエ
「(初めてのコースでしたが?)ここは長いのでフェアウェイウッドを使ったところが多かったです。ショットは悪くなかったし、ミスも少なくてボギー1つですし、いいプレーだったと思います。(今日のクラブセッティングは)アイアンは6番まで。23度のハイブリッドを入れました。飛ぶ距離も一緒ですし、ハイドローが打てるので。スコアを伸ばそうと思えば伸ばせるコースですし、残り2日間、調子を上げて優勝目指していきたいです」。

7位タイ ステーシー・ルイス
「日本の試合は初めてで言葉もわからないし緊張してたけど、プレーしたら楽しかったです。今日はアイアンがうまくピンに絡んでくれて良かったです。アメリカでは初日はギャラリーが少ないんですが、それに比べてずいぶん多いなと(笑)。明日はパッティングをよくして、ラフに入らなければもっと良くなると思います」。

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