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2018.11.11

黄アルム逆転V 今季3勝目

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第36戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会最終日が11月11日、千葉県長生郡長南町・グレートアイランド倶楽部(6,741ヤード・パー72)で行われ、黄アルムが通算13アンダーで逆転優勝。今季通算3勝目を飾った。1打差の通算12アンダー、2位タイはアンソンジュ、永井花奈。首位スタートの松田鈴英は75と崩れ、通算8アンダーの10位タイに終わった。
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 興奮、緊張、歓喜…。ウイニングパットを沈めたというのに、両手が震え出した。今季3勝目をあげた黄アルムは、「プレッシャーがかかると、たとえ10センチのパッティングでもすごく長い距離に感じる。今大会、私が優勝するとは思っていなかった。どこが良かったといわれても、すごいところがわからない。ひとつ、あげるとすれば、平常心をたもつことができたことだと思います」。そう語ると、はぁーと深いため息を漏らす。「きょうは、特に長い1日」の言葉に実感がこもった。

 16番、6Iで157ヤードの第2打を約3.5メートルにつける。そして、見事なバーディーを決めて、混戦を抜け出した。「最後で(永井)花奈さんがスコアを伸ばしてきた。もし、優勝するようなら、彼女がついている。逆に私が終盤でスコアが崩れたら、私の日ではなかったなど、いろいろなことが頭をよぎった。ただ、私はきょう、頑張ったと思います」と複雑な胸中を振り返る。

 ツアー初優勝から、9年115日のブランクを経て、今季3勝目。いったい、どこが違うのか。「長年、賞金シードをとれるか、そんな感じでギリギリばかりを味わった。でも、今年は優勝を飾ったことで、とても気持ちが楽に。2勝目、3勝目はそのおかげかなぁと感じる。確か、6月のヨネックスレディスゴルフトーナメントまでは、賞金を300万円ぐらいしか稼いでいなかったはず。その後、調子が上がってきた。だけど、良いスコア、悪いスコアにもかかわらず、きょうは最高だったと思うように。以前は、完璧ばかりを求めすぎて逆に悪い方向へ行った。ゴルフは80%がメンタル。技術が10-20%というでしょう。その意味がようやく、今年わかりました」。ひとこと、ひとことをかみしめながら説明を行っている。

 今季の獲得賞金は89,683,225円。残り2試合の成績しだいでは1億円の大台へ届く。「どのくらい稼いでいるのか、ここ最近、ランキングなど見ていなかった。約9000万円? 最高じゃないですか。すごい。うれしいです」と笑顔がはじけた。9シーズンの苦悩は、はるか昔のようだ。

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