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2020.11.12

同じピンクでも違う 鈴木愛、細心の準備

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2020-21年第12戦『第36回伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が11月13日、千葉県長南町・グレートアイランド倶楽部(6,741Yards/Par 72)で開幕する。12日は指定練習日。また、注目選手のリモート会見が行われた。

 細心の準備をして、勝負へ挑む。鈴木愛の目標は、「年内1勝」である。今年の残り試合は3戦。今回は、いつも以上に試行錯誤をしながらベストを目指している。生命線ともいえるパターは、すっかりトレードマークとなったピンクのマレットだ。

 ところがネックの形状が違っていた。「ボールの転がりをもっとよくしたい。特に、今年はこれまでグリーンが重いコースが続いている。ピンクのヘッドは同じものでも、今回のパターは別のものです」という。さらに、練習ラウンド、ドライビングレンジではフェード、ストレート、ドローと3種の球筋を入念に打ち分けている。

 「だいぶ寒くなってきた。グリップの感触、スイングが起き上がり気味になっているせいか、ショットの調子が万全とはいえません。だから、その日の調子に合わせられるような準備です」と説明を加えている。最悪を想定し、最善をつくす。ゴルフに限らず、さまざまなスポーツで名手と呼ばれる選手は、あらゆることを想定しながら準備を行う。要は、練習量が増える計算だ。当然、これでいい-がない。

 ましてや、今季は未勝利。以前から、「目標は、まず1勝。コロナ禍で試合数が少なくなり、シーズンは来年まで続くからといっても、今年は今年。前週、いい終わり方をできた。調子が上がってきたからこそ、きっちりと成績を出したい」と力を込めている。2016年から、毎年Vを継続しているだけになおさらだろう。

 一方で、今回は珍しく個人名をあげ、「申ジエさんのプレーを間近で拝見して、さまざまなことを勉強したい」という。「第1日のペアリングが発表前から、おそらくジエさんと一緒になる、と予想していましたよ。確か、昨年の大会でもご一緒でした。今年は、これまで同組のプレーはなかったから、すごく楽しみです。ショットのイメージの出し方などが、ものすごくうまい。また、今年は手首の手術をしたにもかかわらず、すごくいいプレーをしています。たくさんのことを間近で拝見したい」。

 名手は名手を知っている。ひたむきな姿勢はプロデビュー以来、変わらない。

(メディア管理部・宮崎善秀)

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