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2018.11.17

OB2発から首位へ 勝みなみが来た

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第37戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会第3日が11月17日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,525ヤード/パー72)で行われた。この日も大混戦。首位の通算13アンダーに勝みなみ、松田鈴英、有村智恵、アマチュアの上野菜々子が並んだ。1打差の12アンダー、5位タイは、賞金女王の可能性が残る、ディフェンディングチャンピオン・申ジエなど4人。(天候:晴れ 気温:18.5℃ 風速:2.9㎧)

 忘れかけていた感覚がよみがえる。18番のティーグラウンドで勝みなみは気迫をみなぎらせた。「きょうも6アンダーで止まってしまうのか。このホールは絶対、とりたいと思った」。理由は、フジサンケイレディスクラシック第1日にマークした今季のベストスコア、65へ起因する。66は6回。カベを破らなければならない。

 「まず、フェアウェイキープを心がけた」と語った。第2打は99ヤード、50度。「いい感じで打つことができた」という。ボールはピンへ向かう。カップの右、20センチへ落ちてそのまま消えた。プロ入りして2個目のイーグルは会心のワンショット。ベストスコアを更新する64で第3日を終えた。

 「2個は、少ない」と振り返ったものの、「きょうのラウンドは完ぺきだった。うれしいです。後半戦の調子を考えたら、信じられないくらい。きょうは、6アンダーを出せることにありがたい。ラウンド途中で、感謝の気持ちを持ち続けていたことがよかったのかもしれない。同時に、6アンダー以上を出したい気持ちもわいてきた」と本音を語っている。

 ショットの不振に陥ったのはニトリレディスゴルフトーナメントから。以来、富士通レディースまでの7試合は、かつて経験したことがない試練だった。「ショットが右や左へ。じんじょうではないほど曲がっていた。富士通レディースの第2日、西山(ゆかり)さんと同組になり、たまたまいらしていた(指導をしている)芹澤(信雄)さんが私のことまで心配してくださったのでしょう。ホールアウト後の練習場でワンポイントのアドバイスを受け、それがきっかけで良くなりました」。ちなみに、アドバイスは『体を回せ』だった。

 プロ2年目、ツアーフル出場を初体験。「アマチュアの時は、学校へ行くことでリフレッシュできたけど、プロになってそれができないことが一番ツラい。ストレスをどこで発散させたらよいか。それがわからない。しかし、今はおいしいものを食べることを楽しみにしている」と言葉が弾む。

 最終日、最終組へ向けて、「まず、明日ですね。きょうのように自分のゴルフがしたい。でも、そうはうまくいかないもの。今シーズン、うまくいかないことを経験しているからです。目標は、今できることをやる。第1日、OBを2発打っているし…」と気を引き締めた。37位タイ→17位タイ→1位タイと上昇一途の今大会である。黄金世代のムーブメントを巻き起こしたのは、勝。真打ちは、最後に登場するものだ。

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