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2018.12.6

一期一会 河本結のゴルフスタイル

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

LPGA新人戦 加賀電子カップ グレートアイランド倶楽部(千葉県)第1日

 第90期生で今年、最も多くの優勝を飾った河本結。ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位、4勝の実績はキラリと輝く。首位で第1日を終えたこの日、改めて勝利について語っている。「1番になることは難しい。勝つということは大変だらけです。だけど、優勝すれば、とてもうれしい。苦労が吹き飛ぶ。つまり、優勝はプロゴルファーのお薬のようなもの」。

 この日は抜群の飛距離とショットの精度をアドバンテージに5バーディーを奪った。「今、飛距離アップを目指し、本格的なトレーニングへ入る前。シーズンが終わってから増量している。まずは肉をつけ、それを筋肉へ変えます。そうはいっても、しっかりトレーニングをしているから、これだけ寒くても飛距離が落ちない。体重はいいたくないけど、4キロ増やして、62キロです」と明かしている。

 ところが、課題に掲げているパッティングが大きくスコアを伸ばすことができない要因となった。4ボギーである。それでも、「16、17番の連続ボギーなど、気持ちが入りすぎて、以前のクセが出た。パッティングでボールに対して、ダウンブローに入るクセがあります。今、ボールの真ん中へストロークできるように矯正しているところ」と説明した。改造がスタートしたのは、予選落ちを喫した大王製紙エリエールレディスオープン第2日のホールアウト後。最後までパッティンググリーンへ居残り、練習を続ける鈴木愛のもとへ「教えてください」と。

 さらに続ける。「愛さんがパッティングで気をつけることを質問しました。その時、ボールの転がりが良くなければ、絶対にカップインしない。しっかりとフェースの芯でボールをとらえ、ラインに乗せていい回転をさせることを教えてくださった」と話した。また、「どの試合でもわくわくします。プレーをしていて、同じ状況はひとつもない。今回、勝ちたいという気持ちはだれよりもあると思います。でも、その気持ちを全身で表すことより、体の内に秘めて闘志を燃やせたらいい」。ゴルフは一期一会のスポーツだ。毎回、エピソードが満載。取材陣から、この日も「さすが」の声が漏れた。


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