2019.3.15
上田桃子の新境地 ザ・一球入魂
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県)第1日
終わりよければ、すべて良しとはいかなかった。18番、10メートルのバーディーフィニッシュを決めても課題が浮かび上がる。「バーディースタートでも、前半はすべてチャンスでした。一番長い距離でも、4メートルぐらい。おかげでずっとモヤモヤしていた。ただ、9番ではずれたけど、ちょっとした良いイメージがわいてきて…。後半はおかげでずっと良いパッティングができたと思います」と振り返っている。
チャンスを決められなかったのは不満だろう。とはいえ、山のようなチャンスをつくったのは、ショットが好調の証明だ。「シーズンオフ、2日に1度ぐらいの割合で、試合を想定したラウンドを重ねた。例年は、クラブやスイングなどを調整しながら、練習を踏まえたラウンドだったけど今年は、一球入魂」と前置きする。
そして、「谷口徹プロの祝勝会があり、終わった後にゴルフについていろいろと話をうかがいました。何が大切か-。試合では1度しか打たない。目の前の1打こそが最も大事なことです」と説明した。わかっていても、それこそがプロフェッショナルの神髄。緊張感を常に持続したことが自信になっている。「開幕戦は毎年、ものすごく緊張するけど、今年はそれがない。でも、試合ではショットがすごく良かった。それだけに、(13位タイで)終わった時はすごく悔しさがこみあげてきて…」。最大の武器、闘志の炎がメラメラと燃え上がっていた。
沖縄の借りを高知で返す。シーズンは長い、といってもまず1勝は、できるだけ早いほうがいい。
関連ニュース & トピックス
- 2024.4.25
- 最新情報ーパナソニックオープンレディースー明日へひとこと
- 2024.3.9
- 最新情報②ー明治安田レディスー明日へひとこと
- 2024.3.8
- 最新情報①ー明治安田レディスー明日へひとこと
- 2023.3.6
- 9日開幕『明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント』
- 2019.12.27
- 歓喜のワンショット パート1
記事検索
年を選ぶ
月を選ぶ
カテゴリ
search検索