大阪でさくらの開花宣言　小祝、初Vへ燃える

＜Photo：Chung Sung-Jun/Getty Images＞

Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント　茨木国際ゴルフ倶楽部（大阪府）第2日

　初優勝をめざして、小祝さくらがバックナインで奮起する。16、17番では「どちらも同じぐらいの距離。10メートルぐらいはありました。フックラインで、そんなに簡単なラインではなかったですよ」と、満足そうな表情で振り返る。

　続く、18番でも、6メートルのバーディーチャンス。仮に、16-18番までバーディーを重ねれば、大会期間中にかけられている『3ホール連続バーディー賞』が転がり込む。Ｔポイントを100万ポイントプレゼントされていた。だが、「終わってから聞きました。もうちょっとしっかり強気に行けば良かった」と、パーに終わった最終ホールを悔やんだ。

　とはいえ、「16、17番だって、まさかバーディーがとれると思っていなかったので、すごく良かった」と前向きにとらえた。昨シーズン、何度も優勝争いに加わったが、2位が4回。あと一歩で初優勝へ届かず。特にもっとも思い出に残る試合として、ゴルフ5レディス ゴルフトーナメントをあげている。申ジエとのプレーオフだった。リベンジのチャンスが到来。あすは、最終組で申と直接対決が待っている。

「ジエさんは強い。コースも難しいですね。ピンを狙って、少しでもブレたらボギーにつながる。しっかりと集中してプレーします」。進化と真価が問われる大一番である。