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2010.8.22

CAT Ladies 最終日

福嶋晃子が涙の復活優勝!

 2010LPGAツアー第20戦『CAT Ladies』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が神奈川県足柄下郡箱根町の大箱根カントリークラブ(6,653Yards,Par73)で行われた。

 天候:晴れ、気温:29.0℃、風速:4m。強い日差しが照りつけた最終日。最終組3人による熾烈な優勝争いとなるなか、首位スタートの福嶋晃子が後半の6ホールで4バーディーを奪う猛チャージ。鮮やかな再逆転で、2008年の『スタンレーレディス』以来となる約2年ぶりのツアー優勝を飾った。2打差の2位には馬場ゆかり。さらに1打差の3位には姜如珍(カンヨウジン、韓国)が入った。

 優勝パットが決まった直後、感情を抑えきれずに思わず涙した福嶋。2009年シーズン当初に胆のうの手術をしたが、その後思った以上に回復が遅れ、体調も安定せず、思うようなゴルフが出来ない日々が続いた。優勝インタビューでは「体が動かなくて、ガクンとなるので、いつ引退をしようかと思っていました。女子プロゴルフ協会に(引退の)電話をするために、受話器を持つところまでいきました」と究極まで追い込まれた胸の内を明かした。

 そんな福嶋だったが、先月末からの3週間のオープンウィークをきっかけに、体調が回復。前週の試合から、いきなりの優勝争いを演じた。そんな上り調子で迎えた今大会。最終組3人による優勝争いとなるなか、「前半はバーディーチャンスがなくて、ピンの位置も難しかったので、前半はじっと我慢しようと思いました。キャディーさんからも13番からだと言われました」と同組の2人がスコアを伸ばすなか、パーを重ね、じっと好機をうかがった。そして13番パー5。持ち味の飛距離を武器にバーディーを奪うと、続く14番で連続バーディー。苦手とする17番パー3ではピン横1mつけてバーディーと、ツアー23勝を誇る実力者の巧みな試合運びで、一気に首位に返り咲いた。最終18番ではティーショットを曲げ、ピンチを迎えるも「出すだけだと並ばれるので、一か八かで打ちました」という狭い隙間を狙ってのスーパーショットで、ピンチを脱出。見事にバーディーで締めくくった。

 「“もう勝てないんじゃないか?”という言葉がずっと2年間頭をよぎっていました。優勝争いをしていても、どうしてもその言葉が浮かんできて。でも今回は次のパットを決めなきゃと思っていたので、そんな事は考えませんでした。体調はこれからもずっと続いていく課題ですが、今年はチャンスを自分で作って、頑張りたいです」。苦難を乗り越え、見事に復活と遂げた福嶋。新たな一面を見せ、さらなる活躍を誓った。

2位 馬場 ゆかり
「ナイスプレーだったと思います。出だし抜けれたので、後半1つぐらいバーディーがきても良かったんですけど、後半入らなくて…。ボギーもなかったですし、良いプレーでした。以前までは、前の日の気持ちの持ち方が憂鬱という感じでしたが、今回は楽しみでした。バーディーを取った後も、気持ちを抑えながらも自分のペースで出来たと思います。3人がバーディーの取り合いで、すごく楽しかったです」。

3位 姜 如珍
「プレッシャーはちょっとありましたね。でも、自分のペースでと思ってプレーをしました。福嶋さんはすごく頑張っていたので、おめでとうといいたいです。自分の中では優勝を目標にしていたんですが、これからも頑張りたいです。今まで成績が出せずに、マインドコントロールが出来なくて、駄目だったんですけど、これからはこの感じでいけば良いかなって。来週はこの感じでいきたいと思います」。

 

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