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2019.4.12

4分の1の確率 小橋絵利子−BINGO

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

スタジオアリス女子オープン 花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)第1日

 新しい時代は、もうすぐ。ただ、元号が令和になっても変わらないことがある。プロゴルファーの悩みは、パッティングだろう。3位タイの好スタートを切った小橋絵利子は、この日も4分の1の選択に迫られた。持参した違うタイプの4本のパター。どれを使うか…。

 ホールアウトしてきた際、朝とは違った柔和な表情を浮かべていた。「きょうは、パッティングがすごくいい。今まで悩んできたのがうそのようです。最近では一番」。ハイライトは、4番のダブルボギー直後、5番のバーディー奪取だった。

 「4番は第1打を池へ入れて、1メートルのボギーパットを打ちきれない。悔しいなぁという感じの5番でも、7メートルのバーディーパットが思ったところにストロークできた。きれいにラインへ乗って、本当に気持ちがスカッとしましたね」と振り返る。世の中、そう悪いことばかりではない。地道に努力を続けていけば、結果に表れるものだ。「パッティングで悩んでいても、近道はない。とにかく、練習するだけですよ」と加えた。

 3月は背中痛で満足に練習ができずじまい。「2週前まで痛かったけど、もう大丈夫。今は、張りがないし、とてもすっきりしている。プレー中も違和感がなかったことがうれしい。改めて、私は背中の筋肉がカタくなる。体のケアは練習以上に大切かもしれませんね」と自戒の気持ちまで込めている。

 結果を残したパターで第2日も使う。ただし、「1Wの調子があまりよくない。しっかりと調整しないといけませんね」。悩み多き職業は、またやりがいがある。

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