2019.4.18
比嘉真美子、連覇のカギはマスクとガマン
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
2019年LPGAツアー第7戦『KKT杯バンテリンレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が4月19日、熊本県菊陽町・熊本空港カントリークラブ(6,428ヤード/パー72)で開幕する。18日はプロアマトーナメントが行われた。
ディフェンディングチャンピオンとして迎えるトーナメントは、プロゴルファーとして名誉であり、格別なものだ。比嘉真美子の場合はどうだろうか。マスクに覆われた表情は初めて見た。
「1年間、あっという間でした」といい、必然的にマスク着用の話題になった。「マスクをしてプレーしたのは初めて。花粉がすごい。ノドがイガイガしてしまう。私は、花粉症ではありません。でも、これだけ花粉が飛散していると、マスクをつけた方が楽」と説明した。もどかしさが伝わってくる。
「ここ2-3週、いいプレーができていない。ただ、きょうまでの感触はとてもいいと思う。あとは、戦略性が高いコースだから、じっくりと向き合う。欲張らずにいく」。淡々と話した。そうはいっても、飛距離のアドバンテージは絶大。連覇のカギを握るのはパッティングに加えて、ショットの精度がモノをいう。「きのうまで、グリーンはそれほどでもなかった。でも、きょうからかなり締まってきた印象。ずっと好天が続きそうだし、スピードが出てくる。オンさせるのは、ハイボールが必要です。短い番手のクラブで打てる方が有利だと思う」と自身へ言い聞かせるように語っている。
締めくくりは、「考えて、パーをセーブ」。重要なキーワードだ。
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