2019.4.21
己を知る吉本ひかる 7番で一変
<Photo:Masterpress/Getty Images>
KKT杯バンテリンレディスオープン 熊本空港カントリークラブ(熊本県)最終日
プレーオフにはならなかったが最終日、文字通り光った選手といえば、黄金世代の吉本ひかる。12番から、3連続バーディーで一気に首位の李知姫へ並びかけた。「12番で左横から7メートルのバーディーが決まった。その後の13番は1.5メートル。14番がピン上1メートルです」という。ただ、ターニングポイントは7番のパーセーブ。「1番でバーディースタート。でも、そこからショットとパッティングの調子がいまひとつでした。しかし、7番の3メートルのパーパットが入って、次の8番で8メートルのバーディーへつながったと思います」と振り返った。
プレースタイルは、20歳とは思えないほど落ち着きがある。特に、自身のアピールポイントである第2打の精度が際立つ。どうすれば、長所が活かせるか。ジュニア時代から、じっくりと自問自答を繰り返し、得た成果だ。今季はトップ10フィニッシュが、今大会で4回。獲得賞金が1,926万6,000円で、早くも賞金シード獲得が視野へ入った。「すべてがかみあえば、優勝も…」。Xデーは、いつだろう。できれば、次週にも−。
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