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2010.10.9

SANKYOレディースオープン 第2日目

全美貞がバーディーラッシュで単独首位に浮上

 2010年度LPGAツアー第27戦『SANKYOレディースオープン』第2日が群馬県高崎市の吉井カントリークラブ(6,559Yards,Par72)にて開催された。

 天候:雨、気温:16.3℃、風速:1m。激しい雨が降るあいにくの空模様となった2日目。この日首位タイからスタートした全美貞(ジョンミジョン・韓国)が6バーディー・1ボギーとスコアを大きく伸ばし、トータル9アンダーで単独首位に立った。5アンダーの2位タイには同じく韓国のアンソンジュと朴仁妃(パクインビ)。追いかける日本勢は不動裕理と馬場ゆかりが4アンダーの4位タイにつけている。

 初日に続きこの日も6つのバーディーを奪い、一気に単独トップに躍り出た全。前週の日本女子オープンではショットのコントロールに苦しみ予選落ちの屈辱を味わったが、「バックスイングで右肩が後ろに回らなかったことがミスショットに繋がっていた」と分析し、「今週はそのポイントを意識するようにして、ちゃんとできています」と、スイングの修正がスコアに反映されていることをアピールした。

 昨年のこの大会では、優勝目前の上がり2ホールで連続ダブルボギーを喫しまさかの2位。昨年の再現のような展開に嫌なイメージはないかとの質問には、「結果として2位に入ったので、悪い順位だったわけではないですから」と淡々とした表情。「勝ち負けは考えても無理なときもありますし、運に任せます。優勝ということよりも、ショットを直したい気持ちの方が強いです」と、最終日もあくまで自分のゴルフに集中する姿勢を見せた。

2位タイ アンソンジュ
「今日はショットは良かったですが、パットが噛み合わなかったですね。前半の9ホールと後半の出だしもチグハグしましたが、後半でなんとか取り戻すことができました。(雨の影響は?)確かにありました。6番のダブルボギーも雨が降り出してきて動揺してしまって、パットのときに気持ちが揺れてしまったのが原因です。でもその後は雨がないのと同じ気持ちでプレーできました。今日はスコアを伸ばそうといく気持ちが強かったけど、明日はもっと軽い気持ちでプレーしたいです」。

2位タイ 朴仁妃
「今日は雨の中のラウンドだったので、集中力を切らさないように心掛けてプレーしました。ゴルフの内容では、パッティングが思うようにいかなかったですね。ショットは昨日と同じく上手くいっていたんですが、パッティングがダメでした。今日は運がなかったのだと思います。日本ツアーでは2位は何度かありましたが優勝はまだ1回しかしていないので、明日は首位とは差がありますが、優勝を狙いたいと思います」。

4位タイ 不動裕理
「(最後18番のボギーはもったいなかった?)途中でももったいないのがたくさんあって…。近くについてもマウンドの難しいところにカップが切ってあって、難しいラインばかりでした。(全さんは不動さんと一緒だといつもいいスコアが出るようですが?)そうなんですよ(笑)。人にいい影響を与えるのは悪いことではないと思うので、そのうち自分にもいいことがあると思ってプレーしてます。2~3mのパットが入っていれば…。ショット自体は安定しているので、明日はパッティング次第ですね」。

4位タイ 馬場ゆかり
「今日は良いスタートが切れました。でも、あと2つか3つはバーディーがきてもよかったですね。良いパットもあったので、微妙なラインの読み違いが悔しいですけど、内容の良いゴルフが出来ました。明日も同じリズムで回れるようにしたいです。(雨の影響は?)前半から雨が降っていて、グリーン上のラインが切れたり、切れなかったり、誤差がありましたね。今日は微妙に入りませんでした」。

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