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2019.4.25

大山志保-川奈で始まる黄金週間

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

38thフジサンケイレディスクラシック 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)

 黄金週間がやってくる。大山志保にとっても、待ち焦がれた季節。今大会を心待ちにしていた。川奈ゴルフコースでプレーできることを誰よりも、喜んでいる。「景色が何よりも素晴らしい。私は、コーライグリーンが好きだし、コースにアップダウンがあるのもいい。それから、風が強い。難しいけど、やりがいがある。ここが、日本のコースで最も好きですね」。まるで、ラブレターをつづるよう。さらに、勝負のカギを握るグリーン攻略について、「きょうは、少し重い感じがしたけど、それはそれで、面白かった。手前からのパッティングは本当にしっかり打たないと入らない。芝目を読むことも楽しいです」とまで、自身の気持ちをストレートに語っている。

 過去、大会では2勝を誇る。それも、ドラマチックだった。大会初Vの2006年は、最終日の18番で22メートルのロングパットを決め、プレーオフへ進出する劇勝。また、2016年の大会2勝目は賞金を全額、熊本地震の義援金に充てた。いずれも、記録と記憶に残っている。とはいえ、06年大会は、ゴルフ人生のターニングポイントにもなった。あのガッツポーズが忘れられない。「優勝はどれもうれしい。でも、あの年(06年)だけは特別。信じられないようなバーディーパットが決まったし、格別です。そして、勢いをそのままに、賞金女王にもなれました」とうれしそうだった。

 一方で、前週の李知姫の優勝にも言及し、「驚いた。39歳と思っていたから…。40歳のチヒの優勝に、刺激を受けました。同世代が頑張っている。今、同じ世代が少なくなってきましたからね。チヒも努力を続けている。すごいと思う」。もちろん、負けてはいられない。調子が上向いてきた。「ショットとパッティング、うまくかみあえばいい結果がでると思います。だけど、あせらない。いい意味のマイペースで、できることをしっかりやる」。自身へ問いかけ、準備は整った。

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